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ドキュメンタリー「自由貿易に抗う人々」(ダイジェスト予告版)
THE JOURNAL取材班は、自由貿易協定をテーマにしたドキュメンタリー映画を制作しようと企画中です。編集部が動いている中、取材してきたことをなんとかひとつの作品を形にしたいと思い、今回の企画に至りました。
今回企画したのは2009年からTHE JOURNALで活動している上垣です。どうか応援をよろしくお願いします。
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「この先の農業や食には、未来があるのだろうか…」
取材班(上垣)はユーラシア・アメリカ大陸の農村を歩き、いつの頃からかそんな気持ちを抱くようになりました。主食のお米の代わりにゴムの木を植えるラオスの農民、香水の原料を育てるカンボジアの農民…。農業ジャーナリストの大野和興氏が取材班に、「ほら、食い物をつくってないだろう」とこぼした一言が、いまでも脳裏に焼き付いています。
今回の舞台は、メキシコと日本です。太平洋をへだてて隣り合う両国には、共通点があります。日本はお米を、メキシコはトウモロコシを、それぞれ自分たちが根ざす大地から主食を収穫し、それを日々のエネルギーにして当たり前のように毎日の暮らしを送っています。
その当たり前の暮らしが、足元から崩れようとしています。昨年11月に取材班がメキシコで目の当たりにしたのは、国が「経済成長」をとげる一方で、主食のトウモロコシを海外(特にアメリカ)に依存するメキシコの食卓、貧富格差の広がり、出稼ぎ労働者の増加などでした。急速に世界中で広がっているグローバリゼーションの「負」の側面。メキシコは、約20年前にアメリカとカナダと「北米自由貿易協定(NAFTA)」を結んでいました。日本で交渉が進められているTPP(環太平洋パートナーシップ協定)の北米版がすでに四半世紀前に始まっています。
さてさて、深刻な話が山のようにある一方で、現地では希望ある活動をする大勢の人たちと出合いました。出稼ぎ労働者の多い地域でスモールビジネスを展開する女性たちや、輸入農産物に頼らない農業を教える大学農場、古くから伝わる種を守る農民たちなど。今回の映画の主人公はこの人達です。
メキシコの現実を見ながら、日本の未来も想像できるような作品にしたいと思っています。どうぞご支援、よろしくお願いします。
<プロフィール/上垣喜寛>
1983年生まれ。ネットメディア「THE JOURNAL」編集記者。共著に「震災以降」(三一書房)等。雑誌『生活と自治』(生活クラブ連合会)、『季刊地域』(農文協)、『週刊朝日』(朝日新聞出版)、『地上』(家の光)ほかで執筆。テレビ「ウィークリーニュースONZE」(BS11)、「THE JOURNAL」にて番組制作。
『絶望から希望へ…3.11後の山形から』 撮影・製作:上垣喜寛
国際有機農業映画祭2011で発表された4分の短編ドキュメンタリー
「絶望から希望へ...3.11後の山形から」
声に出さない不安、表情に出ない絶望感。
9月の山形県は活気あふれる稲刈り期にも関わらず、今年の雰囲気はいつもと違っていた。
そんな中、長井市の農家は大学教授の力を借りて放射線の自主測定に取り組んだ。
「見えない不安」を取り除く、一軒の農家の試みを追った。
【関連記事】
■大学に眠るガイガーカウンター──直売所コミュニティが"見えない不安"を解消する
http://www.the-journal.jp/contents/newsspiral/2011/06/post_782.html
■自由報道協会が追った3.11(それでも牛と生きる ~不安におののく畜産農家たちが今求めていること)
http://www.fusosha.co.jp/book/2011/06495.php
【2011年11月1日放送】まだまだ書き足りない「被災地取材」のこぼれ話 PART7
2011年11月1日に放送した「自由報道協会が追った3.11」(扶桑社)出版記念第3弾。同書の第2章で被災地取材のルポを書いたメンバーが、 記事には書ききれなかったエピソードや、続報などを伝えています。PART6は上垣喜寛さんのレポート「畜産農家について・その2」出演:上垣喜寛(ジャーナリスト) 渋井哲也(フリーライター)司会・進行:島田健弘(フリーライター)
【2011年11月1日放送】まだまだ書き足りない「被災地取材」のこぼれ話 PART6
2011年11月1日に放送した「自由報道協会が追った3.11」(扶桑社)出版記念第3弾。同書の第2章で被災地取材のルポを書いたメンバーが、 記事には書ききれなかったエピソードや、続報などを伝えています。PART6は上垣喜寛さんのレポート「畜産農家について・その1」出演:上垣喜寛(ジャーナリスト) 渋井哲也(フリーライター)司会・進行:島田健弘(フリーライター)