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クロンマー:協奏交響曲 ニ長調 Op.80(Fl・Kl・Vn)
クロンマーは本名をフランティシェク・ヴィンツェンツ・クラマーシュ(František Vincenc Kramař)と言い、ボヘミア出身ウィーン古典派の作曲家です。一般的には、フランツ・クロンマー(Franz Krommer)というドイツ語名で通っています。弦楽四重奏を初めとする室内楽からミサ曲まで様々な作曲をしていますが、現在ではクラリネット協奏曲が特に有名です。この曲はソロにフルート・クラリネット・ヴァイオリンと言う普段はあまり組み合わせる事のない珍しい楽器編成を採っています。なお、この演奏では特にグラーフ(フルート)の巧さが際立っていると思います。
クーラウ:トリオ・コンチェルタンテ ト長調Op.119
ピアノ学習者用「ソナチネ」で有名なクーラウは、「フルートのベートーヴェン」の異名を持ち、笛吹きの間では重要な作曲家です。数あるフルート作品の中から、なかなかにチャーミングな一曲をお聴きください。演奏はP.L.グラーフとG.P-V.リエトのフルートです。師弟(リエトは女流演奏家ですが)だけあって、吹き方を合わせ緊密なアンサンブルを楽しんでいます。それにしても、この録音時点でグラーフは70歳直前、全く衰えを感じさせない音色とテクニック、ブレス・コントロールには驚かされます。なお、ここでは2本のフルートとピアノで演奏されていますが、もう1つの版があり、フルート・チェロ・ピアノの編成でもよく演奏されています。