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【名吹替】 アラン・ドロン (CV 堀勝之祐)
1969(Purple Noon)
→ 1971(The Leopard)
→ 1972(The Yellow Rolls-Royce)
→ 1973(Diabolically Yours)
→ 1986(Farewell, Friend)
→ 2018(The Last Message)
※最後は吹き替えMAD
======================== 堀勝之祐インタビュー =======================
アラン・ドロンと言えば、その吹替えのほとんどを野沢那智さんが受け持っているように思えるが、ここにもう一人、ドロンをアテている人がいる。堀勝之祐さんである。巨匠ルキノ・ビスコンティ監督がドロンを起用して作った重量感あふれる人間ドラマ「若者のすべて」で堀さんは初めてドロンをアテた。さらに同じビスコンティ=ドロンのコンビによる「山猫」や、クールなドロンの魅力が充分に生かされたギャング映画の名作「サムライ」など、一連のドロン主演作の中でも文芸的な作品を主としてアテている。吹き替える作品に恵まれているとでも言うのだろうか、堀さんはうれしさや喜びの半面、苦労も多いという。
『ぼくのアテるドロンは抑えた演技をしているせいか、ふっとのれない時があります。彼のクセとかも入ってくるんだろうが、割合簡単にのれそうでいて意外と拒否されちゃうところがある。そういうところでぼくの場合、自分で演技を作ったりして逃げることもありました。野沢さんの場合はぴったり合っているようだなあ』
とにかく堀さんのアテるドロンは人間くさい役柄が多く、野沢さんのは割とサラッと軽い感じのドロンが多いようである。これは二人の声自体のしゃべり方からも推し測れるようだ。堀さんの声は甘いけれど太く、しゃべり方も重い感じがする。そんな点なども考慮してTV局のプロデューサーが、作品の中味に合う声優を決めるのだろう。
ところで堀さん、野沢さん、それにドロンの三人を結ぶ珍しい現象をみつけた。それは「太陽がいっぱい」でのことである。ドロンは野沢さんで堀さんがモーリス・ロネを吹き替えたのである。しかもその前にも同じ映画で石立鉄男さんのドロンを相手に、堀さんはロネをアテている。
『「太陽がいっぱい」のロネの吹替えはドロンの吹替えより好きですね。彼の役柄に対する性格のつかみ方、演技の切れ味、シーンごとに感じる何か冴えみたいなものに魅せられました』
(『声のスターのすべて TV洋画の人気者』(近代映画社))
【字幕】地上より永遠に 1/4
From Here to Eternity 1953年 アメリカ
2/4→sm26476399
『山猫』 舞踏会
原題:Il gattopardo
1963年 イタリア・フランス合作
監督:ルキーノ・ヴィスコンティ
脚本:ルキーノ・ヴィスコンティ、スーゾ・チェッキ・ダミーコ、エンリコ・メディオーリ、パスクァーレ・フェスタ・カンパニーレ、マッシモ・フランチオーザ
出演:バート・ランカスター、アラン・ドロン、クラウディア・カルディナーレ、ジュリアーノ・ジェンマ
音楽:ニーノ・ロータ、ジュゼッペ・ヴェルディ
撮影:ジュゼッペ・ロトゥンノ
作中ヴェルディのオペラ『椿姫』が印象的に用いられるが、このシーンで使われたワルツは偶然発見されたヴェルディの未完成の楽譜を元にニーノ・ロータが手を加えたもの。
また、このシーンに登場するエキストラの1/3は実際のシチリア貴族の末裔である。