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【クラシック】ヘンゼルトのロマンスを弾いてみた【ピアノ】
【クラシック】ヘンゼルトのロマンスを弾いてみた【ピアノ】
アドルフ・フォン・ヘンゼルト 作曲
Adolf von Henselt
《ロマンス》 作品10
《Romance》 Op. 10
演奏系総合: mylist/18331638
クラシック系マイリスト: mylist/65665149
ポピュラー、ジャズ、その他: mylist/65665165
ヘンゼルト:ピアノ協奏曲 ヘ短調 作品16
Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=lalfazM9EI4)。
ドイツの作曲家アドルフ・フォン・ヘンゼルト(1814 - 1889)はフンメルを師としてピアノ演奏を学び、優れた技巧を持つピアニストでもあったため、ピアノのための作品を多数作曲しています。
そんな彼の代表作の1つがピアノ協奏曲 ヘ短調 作品16です。この作品は、1845年にシューマンが補筆した暫定版(sm40023915)がクララ・シューマンの独奏によって初演されましたが、その後ヘンゼルトは改訂作業を行い、1847年に完成版が出版されました。
本作はヘンゼルトの持つピアノ技巧が存分に示された華麗な曲想に満ちており、かつてはヨーロッパの音楽界で多くのピアニストがレパートリーとしてとりあげていました。しかしヘンゼルトはショパンやリストと同年代で、彼らの存在の陰に隠れがちだったこと、ヘンゼルトが極度のあがり症(ピアノ協奏曲の演奏では、ピアノ独奏が始まる直前まで舞台袖に隠れていたという逸話があります)のため30代の若さで演奏活動から手を引いて、その後はロシアを拠点として教育活動に移行したこと、そして作品が高度な技巧を使いながらもリストやショパンの作品のような独創性が欠けていたことなどの理由から、本作を含む彼の作品は一旦忘れ去られることとなります。それでも、本作がロマン派のピアノ協奏曲として優れた作品であることに疑いはなく、もっと演奏機会が増えてほしいと思います。
マイケル・ポンティ(ピアノ)
オトマール・マーガ指揮
フィルハーモニア・フンガリカ
ヘンゼルト(シューマン補筆):ピアノ協奏曲 ヘ短調 作品16(1845年 クララ・シューマン初演版)
Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=sXtTAHfGX_Y)。
ドイツ・ロマン派の作曲家、ピアニストであったアドルフ・フォン・ヘンゼルト(1814 - 1889)は、唯一のピアノ協奏曲 ヘ短調 作品16を作曲しています。
本作の初演に際しては、ヘンゼルトの作品のファンであったロベルトとクララのシューマン夫妻が深くかかわっています。シューマンはいち早くヘンゼルトの楽譜を手に入れると、これに手を加えて演奏可能な暫定版を作成してクララに渡しました。クララはその楽譜に基づいて、1845年に本作の初演を行いました。
その後、ヘンゼルトは楽譜などの演奏用資料を全て改修し、改訂を加えたうえで2年後の1847年に完成版(sm40026512)として出版されました。現在、本作が演奏される場合はこの完成版であることがほとんどですが、シューマンによる暫定版もなかなかに優れた作品と思われます。
レフ・ヴィノクール(ピアノ)
ヨハネス・ヴィルトナー指揮
ウィーン放送交響楽団
ヘンゼルト:12のサロン風練習曲 作品5
Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=itt4hCZGFEU)。
ショパンやリストと同時代のピアニスト・作曲家で、サンクトペテルブルクを拠点としてロシアのピアノ作品の発展に貢献したことで知られるアドルフ・フォン・ヘンゼルト(1814−1889)は、同時代の作曲家と同様に数多くのピアノ作品を作曲してピアノという楽器の可能性を追求しました。
そんな彼の代表作と言えるのが2つの練習曲集で、1つは1837年に出版された「12の演奏会用性格的練習曲」作品2(sm39956607)、そしてもう1つが翌1838年に出版された「12のサロン風練習曲」作品5です。「サロン風」という軽めの題名とは裏腹に、この作品はオクターヴの多用、アルペッジョ、レガート奏法、またそれらの技法を融合させたメロディ・ラインの歌わせ方など、20代のヘンゼルトが持っていた様々な演奏技術をふんだんに盛り込んだ練習曲集で、リストが「ビロードの掌」と羨んだヘンゼルトの滑らかなピアノ演奏がうかがい知れる曲集となっています。
エスタ・ブジャージョ(ピアノ)
ヘンゼルト:12の演奏会用性格的練習曲 作品2
Youtubeからの転載です(https://www.youtube.com/watch?v=hZfCDLF3CLY)。
アドルフ・フォン・ヘンゼルト(1814 - 1889)はドイツ・ロマン派音楽の作曲家・ピアニストです。ピアノ演奏をフンメルに学び、優れた技量の持ち主でしたが、極度のあがり症で、同年代にショパンやリストなどの優れたピアニストがいたこともあって若くして舞台恐怖症に陥り、作曲・演奏活動を30代で止めてしまいました。その後はロシアで音楽教師としての道を歩み、ロシアにおけるピアノ音楽の発展に多大な功績を残しました。
彼の作品の中で最も有名なのは1837年に出版された「12の演奏会用性格的練習曲」作品2で、特に第6曲「もしも私が鳥だったら、お前の元へ飛んでゆくのに」はラフマニノフが演奏録音を残すなど、コンサート・ピースとして多くのピアニストが取り上げるレパートリーとなっています。そして他の曲も、同時期に出版されたショパンの練習曲集と同様に、単なるピアノ奏法の練習用にとどまらない高い完成度を誇っており、間違いなくロマン派練習曲集の傑作と呼ぶべき作品といえます。
エスタ・ブジャージョ(ピアノ)