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きおろしみなと界隈
作詞・作曲・編曲・Sound:K.SichiRi
ボカロ:Sachiko
【歌詞】
流れは大利根 波切り分けて
行き交う乗合 木下(きおろし)茶舟
浮かれ にぎわう 川みなと
鹿島三社へ詣(もうで)るひとと
江戸へ草鞋を つなぐひと
宿で雲行き 見てるひと
東へ十里は鹿島の海よ
南へ七里は成田の御山
みなと木下 宿場町
飯屋で火のない煙管を噛んで
一文銭のうらおもて
投げて占う 旅の空
銚子浦から 木下湊
団平舟に 積まれた魚荷(さかな)
馬に積み替え 陸(おか)を行く
遥か筑波は 男体女体
いっそ気楽な 独り身の
旅でござんす 三度笠
猫と竹光
作詞・作曲・編曲・Sound:K.SichiRi
ボカロ:GACKPO
【歌詞】
利根の流れを 行き交う舟は
浮いて浮かれる 木下(きおろし)茶舟
湊で女がからまれて
ちょいと口出し助け舟
いいさ気まぐれ 恩義など
風にちぎれて とんでゆけ
生まれ犬吠 吼えつく波に
育ち ひたすら 眠り猫
さむらい風情は 見かけだけ
目立ちたがりの朱塗り鞘
正味 竹光 樫の棒
やわな男のつっかえ棒さ
荷役若衆 暑さに負けて
背中まるめて よしずに逃げる
飯屋のおやじが水を遣る
女 鹿島へ 舟でゆく
手前は江戸へ 鮮魚(なま)街道
カラストンボと 迷い旅
天ぷらそばを待ちながら
作詞・作曲・編曲・Sound:K.SichiRi ボーカロイド:神威がくぽ
【歌詞】
天ぷらそばを待ちながら
蕎麦屋のたたみで 蕎麦待ちながら
格子戸 細めにあけて見る
町屋はしのつく雨がふる
ずぶぬれ男が 堀端の
柳くぐって駆けぬける
なにをしでかし どこへいそぐか
見かけぬ顔だ… 捕物帖が
始まりそうだが 空きっ腹
たのんだ蕎麦は まだかいな
蕎麦がくるまで 板わさつまみ
蕎麦前 呑みつつ いましがた
消えた男の 覚え書き
三十路も半ばで 瘦せぎすで
肌は浅黒 太刀持たず
やくざな風情 もしや商人
どしゃ降り雨に… 十手の出番
なければいっそ さいわいさ
てまえの蕎麦は まだかいな
蕎麦屋は繁盛 煮だしの匂いに
どっぷりつかった 客たちは
走る男にゃ気がつかぬ
雨脚 町すじ 煙らせて
うどん一尺 蕎麦八寸
尺五の十手 胡坐に抱いて
蕎麦屋は藪で 結構だけど
目明しさんには やっかいさ
天ぷら蕎麦は まだかいな
まだかいな
蕎麦前:酒 うどん一尺
蕎麦八寸:食べやすい長さとされた
尺五:一尺五寸(約45センチ)の長さ
黒門町に風さわぐ
作詞・作曲・編曲・Sound:K.SichiRi ボーカロイド:神威がくぽ
【歌詞】
黒門町に風さわぐ
ひょろろひょろひょろ 風さわぐ
大看板の烏凧 目をまわす
桶屋の桶とぶ 柄杓とぶ
火消が火の見で町屋を見張りゃ
枝垂桜の鐘撞堂で
和尚さん 衣を押さえてる 飛ばされる
黒門町に雨おどる
どんどどろどろ 雨おどる
三味線堀も撥荒れて 渦を巻く
米屋はネズミをたたき出す
糸屋の娘は照り雛こさえ
親に内緒の願掛け 吊るす
和尚さん かんざし隠しとけ 櫛隠せ
黒門町の広小路
やんやがやがや 人が湧く
雨風やめば 待ちかねた屋台店
傘見世通りの とっぱずれ
売り娘に魅かれてスゲ凧買った
空に揚げずに 子連れにあげた
和尚さん お堂で南無阿弥陀仏 経あげた
五右衛門・吉三
作詞・作曲・編曲・Sound:K.SichiRi
ボーカロイド:神威がくぽ
【歌詞】
もしやそなたは 石川の
五右衛門どのか
娑婆と地獄は地続きなれど
七条河原で釜炒りされて
なにゆえ信州信濃路で
六法踏んで気どってる
伊那の谷川 見くびって
落ちりゃまたぞろ地獄だよ
こいつぁ奇遇だ 同業の
弁天小僧
男吉三が いなせをすてて
赤いべべ着て 流し目 浮世
ひたいの三日月塗り消して
品をつくるも 菊之助
すね毛晒して お嬢とぁ
聞いてあきれらぁ 笑わせら
相も変わらず ごてごてと
むさくるしいな
重ね草鞋に ビロード褞袍
頭ぼうぼう 百日かずら
朱鞘の大小 泣いてるぜ
キセル雁首 櫛にして
長い月代 撫で上げる
芝居がかって しゃらくせえ
ここで会うたが 百年目
聞かせてやろか
閻魔の使いで 善光寺さまへ
伊賀流忍びで奥殿深く
血脈 ご印を盗みだす
旅は道連れ 浴びるなら
地獄風呂より 娑婆の泥
五右衛門 吉三で 参ろうか