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シャチサタ総集編【#21-36】
約3年にわたり配信している「シャチサタ」。
ここ1年半の配信の中から名シーンをピックアップした総集編動画です。
<マル激・後半>自民党総裁選から読み解く日本の現在地とその選択肢/河野有理氏(法政大学法学部教授)
事実上、次の日本の首位を選ぶ自民党総裁選まで1週間を切った。9人もの候補者が乱立している割には、各論の政策論争はあるものの、その選択が大局的な観点から日本という国の針路にどのような影響を与えるかについては、ほとんど議論も論評も見られないのが残念だ。
この総裁選は実は過去10年にわたり日本の政治を牽引してきた安倍政治継承の是非が問われている選挙でもあり、さらに遡れば小泉政権による構造改革路線以降、推進されてきた新自由主義的な改革を方向転換するのかどうかが問われている重要な選挙でもある。
総裁選そのものに一般有権者の投票権はないが、そこで自民党の党員と国会議員がどのような選択を下すかは、今後の国政選挙における投票行動の重要な指針となるはずだ。
自民党は2009年の総選挙で大敗を喫し野党に転落したが、その選挙の当選者は民主党の308に対し119という自民党にとっては正に壊滅的な敗北だった。しかし、その後、民主党政権の失敗などもあり、安倍新総裁の下で衆院の議席が300近くになるまで党勢を回復させた。その意味で、今日の自民党は正に安倍自民党と言っても過言ではない状態にあった。
岸田政権が発足した際、宮沢喜一首相以来の宏池会出身の首相となった岸田氏は政権発足当初は「新しい資本主義」などを政策の旗印に掲げ、アベノミクスから決別する意思を明確に示していた。しかし、岸田政権も所詮は党内力学的には安倍政権と同じ安倍、麻生、茂木派ら自民党主流派の後押しで成立した政権だった。厳しい言い方をすれば、安倍傀儡政権だったのだ。岸田首相個人の思いはそうした党内力学の前に無視され、岸田政権では路線転換につながる政策はほとんど何も実現できなかった。
しかし、その後、安倍氏が凶弾に倒れ、統一教会問題や裏金問題の発覚で党内最大を誇った安倍派が崩壊状態に陥る中で、自民党は今回の総裁選を迎えている。その意味でこの総裁選で誰が次の総裁=首相になるかは、自民党の、ひいては日本の今後の針路を左右する重大な選択になる。
アベノミクスの下で円安が進み、株価は上がり大企業は史上最高益を毎年塗り替えた。しかし、その間、賃金は上がらず国民負担率も上昇を続けた。さらにここにきて物価が高騰し、国民生活は苦しくなる一方だ。相変わらず教育支出も子育て支援も限られている中で、少子化はさらに進んでいる。そうした中で格差は広がり社会の分断が進んだ。
今日本が問われているのは、このアベノミクス路線をこれからも続けるのか。引き続き市場を重視し、格差と分断を容認するのか、再配分重視へシフトすることで格差を是正し社会の連帯の再構築を図るのか。自己責任に重きを置くのか、リスクを社会に分散させるのか。この総裁選はその選択を問うものでなければならないはずだ。
政治思想史が専門の河野有理・法政大学法学部教授は、特に決選投票が石破対高市になった場合、安倍路線継承の是非が問われることになると指摘する。実際、高市氏の推薦人は大半を安倍派の議員が占め、支援者にもアベノミクスを推進した学者らが多く参集している。
これに対して、田中角栄氏を政治的な父と仰ぐ石破氏は、高市氏や他の候補と比べると、再分配志向が強く、たびたび格差の是正の必要性を訴えている。そこでいう格差とは所得格差であり、東京などの都市部と取り残された地方との格差でもある。田中政権の日本列島改造論当時、日本は右肩上がりの高度経済成長期にあり、再配分するための新たな財源が毎年生まれていた。しかし今日本は人口も減り、経済も縮小する中で、再分配する財源がそもそも細ってきている。格差を解消する方法が再配分だけでは足りない場合、それに代わる概念として例えば小さな経済圏を作ってそれを連携させる「自治」が考えられるが、果たして鳥取出身の石破氏はそれを理解できているか。
河野有理氏は、石破氏は政治改革や安全保障など自分が得意とする抽象的なテーマを好んで論じる傾向があり、財政や金融といった経済政策にはこれまであまり具体的にコミットしてこなかったことを指摘する。これまで党や内閣の要職を歴任してきた石破氏ではあるが、財務相や経産相の経験はない。現実的に石破政権というものを考えなければならないとなると、首相を支える経済チームがどのような布陣になるかが重要になる。
一方、高市氏はこの総裁選を保守対リベラルの戦いと捉え、その認識を明確に打ち出すことで、岩盤保守の支持をしっかりと掴んでいると河野氏は語る。しかし、高市氏に靖国神社に参拝し、夫婦別姓に反対し、女系天皇に反対するといった岩盤保守層が好む政策以外にどのような政策があるのか、とりわけ経済政策については未知数のところがあると指摘する。
この総裁選は日本に何を問うているのか。日本には今どのような選択肢があるのか。自己責任論に下支えされた新自由主義路線を今後も続けるのか、新たな道は存在するのかなどについて、法政大学法学部政治学科教授の河野有理氏と、ジャーナリストの神保哲生、社会学者の宮台真司が議論した。
前半はこちら→so44128727
(本記事はインターネット放送局『ビデオニュース・ドットコム』の番組紹介です。詳しくは当該番組をご覧ください。)
<マル激・前半>自民党総裁選から読み解く日本の現在地とその選択肢/河野有理氏(法政大学法学部教授)
事実上、次の日本の首位を選ぶ自民党総裁選まで1週間を切った。9人もの候補者が乱立している割には、各論の政策論争はあるものの、その選択が大局的な観点から日本という国の針路にどのような影響を与えるかについては、ほとんど議論も論評も見られないのが残念だ。
この総裁選は実は過去10年にわたり日本の政治を牽引してきた安倍政治継承の是非が問われている選挙でもあり、さらに遡れば小泉政権による構造改革路線以降、推進されてきた新自由主義的な改革を方向転換するのかどうかが問われている重要な選挙でもある。
総裁選そのものに一般有権者の投票権はないが、そこで自民党の党員と国会議員がどのような選択を下すかは、今後の国政選挙における投票行動の重要な指針となるはずだ。
自民党は2009年の総選挙で大敗を喫し野党に転落したが、その選挙の当選者は民主党の308に対し119という自民党にとっては正に壊滅的な敗北だった。しかし、その後、民主党政権の失敗などもあり、安倍新総裁の下で衆院の議席が300近くになるまで党勢を回復させた。その意味で、今日の自民党は正に安倍自民党と言っても過言ではない状態にあった。
岸田政権が発足した際、宮沢喜一首相以来の宏池会出身の首相となった岸田氏は政権発足当初は「新しい資本主義」などを政策の旗印に掲げ、アベノミクスから決別する意思を明確に示していた。しかし、岸田政権も所詮は党内力学的には安倍政権と同じ安倍、麻生、茂木派ら自民党主流派の後押しで成立した政権だった。厳しい言い方をすれば、安倍傀儡政権だったのだ。岸田首相個人の思いはそうした党内力学の前に無視され、岸田政権では路線転換につながる政策はほとんど何も実現できなかった。
しかし、その後、安倍氏が凶弾に倒れ、統一教会問題や裏金問題の発覚で党内最大を誇った安倍派が崩壊状態に陥る中で、自民党は今回の総裁選を迎えている。その意味でこの総裁選で誰が次の総裁=首相になるかは、自民党の、ひいては日本の今後の針路を左右する重大な選択になる。
アベノミクスの下で円安が進み、株価は上がり大企業は史上最高益を毎年塗り替えた。しかし、その間、賃金は上がらず国民負担率も上昇を続けた。さらにここにきて物価が高騰し、国民生活は苦しくなる一方だ。相変わらず教育支出も子育て支援も限られている中で、少子化はさらに進んでいる。そうした中で格差は広がり社会の分断が進んだ。
今日本が問われているのは、このアベノミクス路線をこれからも続けるのか。引き続き市場を重視し、格差と分断を容認するのか、再配分重視へシフトすることで格差を是正し社会の連帯の再構築を図るのか。自己責任に重きを置くのか、リスクを社会に分散させるのか。この総裁選はその選択を問うものでなければならないはずだ。
政治思想史が専門の河野有理・法政大学法学部教授は、特に決選投票が石破対高市になった場合、安倍路線継承の是非が問われることになると指摘する。実際、高市氏の推薦人は大半を安倍派の議員が占め、支援者にもアベノミクスを推進した学者らが多く参集している。
これに対して、田中角栄氏を政治的な父と仰ぐ石破氏は、高市氏や他の候補と比べると、再分配志向が強く、たびたび格差の是正の必要性を訴えている。そこでいう格差とは所得格差であり、東京などの都市部と取り残された地方との格差でもある。田中政権の日本列島改造論当時、日本は右肩上がりの高度経済成長期にあり、再配分するための新たな財源が毎年生まれていた。しかし今日本は人口も減り、経済も縮小する中で、再分配する財源がそもそも細ってきている。格差を解消する方法が再配分だけでは足りない場合、それに代わる概念として例えば小さな経済圏を作ってそれを連携させる「自治」が考えられるが、果たして鳥取出身の石破氏はそれを理解できているか。
河野有理氏は、石破氏は政治改革や安全保障など自分が得意とする抽象的なテーマを好んで論じる傾向があり、財政や金融といった経済政策にはこれまであまり具体的にコミットしてこなかったことを指摘する。これまで党や内閣の要職を歴任してきた石破氏ではあるが、財務相や経産相の経験はない。現実的に石破政権というものを考えなければならないとなると、首相を支える経済チームがどのような布陣になるかが重要になる。
一方、高市氏はこの総裁選を保守対リベラルの戦いと捉え、その認識を明確に打ち出すことで、岩盤保守の支持をしっかりと掴んでいると河野氏は語る。しかし、高市氏に靖国神社に参拝し、夫婦別姓に反対し、女系天皇に反対するといった岩盤保守層が好む政策以外にどのような政策があるのか、とりわけ経済政策については未知数のところがあると指摘する。
この総裁選は日本に何を問うているのか。日本には今どのような選択肢があるのか。自己責任論に下支えされた新自由主義路線を今後も続けるのか、新たな道は存在するのかなどについて、法政大学法学部政治学科教授の河野有理氏と、ジャーナリストの神保哲生、社会学者の宮台真司が議論した。
後半はこちら→so44128728
(本記事はインターネット放送局『ビデオニュース・ドットコム』の番組紹介です。詳しくは当該番組をご覧ください。)
水産高校実習船「海友丸」が出港 太平洋で55日間マグロ漁などを体験
水産高校の生徒たちが太平洋でおよそ2か月にわたりマグロ漁などを体験する航海実習に向かいました。
オリジナル記事を読む
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1436724
全国大会へつながる九州六大学野球開幕 優勝チームのみが九州大学野球選手権へ出場へ
全国大会へつながる九州六大学野球秋のリーグ戦が1日開幕しました。
約1か月間にわたって熱戦が繰り広げられます。
北九州市民球場で1日、開幕した九州六大学野球秋季リーグ。
開会式には、去年の優勝校、福岡大学の選手たちや第1試合を行う九州国際大学と北九州市立大学が参加しました。
リーグ戦は、1日から約1か月間にわたり、北九州市民球場や小郡球場など福岡各地で行われます。
今年は優勝チームのみが、明治神宮野球大会への切符をかけた九州大学野球選手権の出場権を獲得します。
オリジナル記事を読む
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1398372?display=1
電波少女怪人レーダちゃんR 第140話
原作:椎名かつゆき(「ひろよん」より)
演出・脚本:大沼弘幸
「レーダちゃん音頭」作詞・歌:巽理絵 作曲:貴日ワタリ
出演:巽理絵(レーダ)、中森千春(パズル・シスター)、澤田秋乃(ハッコーダ)
電波少女怪人レーダちゃんR 第139話
原作:椎名かつゆき(「ひろよん」より)
演出・脚本:大沼弘幸
「レーダちゃん音頭」作詞・歌:巽理絵 作曲:貴日ワタリ 出演:巽理絵(レーダ)、中森千春(パズル・シスター)、澤田秋乃(ハッコーダ)
電波少女怪人レーダちゃんR 第138話
原作:椎名かつゆき(「ひろよん」より)
演出・脚本:大沼弘幸
「レーダちゃん音頭」作詞・歌:巽理絵 作曲:貴日ワタリ 出演:巽理絵(レーダ)、中森千春(パズル・シスター)、澤田秋乃(ハッコーダ)
<マル激・前半>人口減少社会をいかに豊かに「デザイン」していくか/筧裕介氏(issue+design代表)
岸田首相が唐突に総裁選不出馬を表明したことで、日本にも9月末には新しい政権が誕生することとなった。メディアはまるで競馬の予想でもするかのように次の総理探しに忙しいが、誰がなっても日本が大きく変わりそうもないことを国民は既に見透かしているのか、報道量の割には総裁選への関心は必ずしも高くないように見える。
裏金に統一教会との癒着と深刻な政治スキャンダルが続き、日本は今、未曽有の政治不信のただ中にある。その一方で、「失われた30年」と呼ばれるほど、日本は過去30年にわたりほとんど経済成長ができず、あらゆる経済指標で先進国の最下位グループに沈んでいる。しかも、人口減少に拍車がかかるのをよそ目に、産業の効率化や生産性をあげるための産業構造改革もほとんど手つかずで、このままでは日本がますます貧乏になっていくことは避けられない。にもかかわらず、新しい総理候補の中で、ストレートにこうした問題に対応してくれそうな政治家が見当たらないとなれば、競馬予想程度の関心しか集まらないのは当然と言えば当然かもしれない。そもそも総理の首をすげ替えれば支持率が戻ると考えているとすれば、もはや自民党政治は終わっているとしか思えない。
そもそもの問題は、現在の厳しい政治、経済、社会状況の下で市民一人ひとりが豊かさや幸福を守っていくためには、日本はどうすればいいのかという具体的なデザインが示されていないことだ。豊かな未来像がイメージできなければ、期待の持ちようがない。
ソーシャルデザインが専門でNPO法人issue+designの代表を務める筧裕介氏は、自身が各地で行ってきた町おこし・村おこしプロジェクトの経験から、国レベルで何かを変えようとすると大変だが、より小さなユニットであれば変革は十分に可能だと語る。実際、筧氏のNPOはこれまで高知県佐川町や岐阜県御嵩町、和歌山県新宮市など、主に過疎化が進む20の中山間地で村おこしのプロジェクトを実施してきた。
筧氏の下に持ち込まれる住民や首長からの依頼は多岐に渡るが、例えば人口減少を食い止めたいという相談があれば、若者がその町や村に居続けたいと思えるような仕事や人間関係や文化を再発見したり再構築するなどを、住民からのボトムアップ方式で実現してきたという。また、雇用と同時にかつては豊かだった人間関係をいかに再構築するかも、町や村の再興にとっては重要になると筧氏は語る。
元々広告代理店の博報堂でデザインの仕事をしていた筧氏は、ソーシャルデザインやコミュニティデザインを考える上で「デザイン」が需要なキーワードとなると言う。元々「デザイン」は日本語では「意匠」と訳されており、外形的なものを指していたが、今は一般的には「設計」という意味で使われている。しかし筧氏はもう少し狭い意味でデザインを定義しており、それは「人の共感を生んで人の心を変える美しさと楽しさを伴う行為」のことだという。どんなに自分たちに影響があることでも、つまらなければ人は興味を持つことができない。逆に、人の共感を呼ぶことができれば、行動も変わっていくという。
日本を変えていくためには、日本の将来のデザインが多くの日本人の間で共有される必要があり、そのためにはまず人々の共感を生みやすい身近なところのデザインから取り組む必要がある。人口の少ない町に力のある首長が登場し、若者が入って行動すれば、その町や村が劇的に変わることを何度も目の当たりにしてきたと言う筧氏は、遠回りなようでも、自ら政治に関わりたいと思える人を増やすことから始めるしかないと語る。
なぜ日本には将来のデザインが見えないのか。日本の未来像をデザインできる政治家はいるのか。人口減少局面にある日本の未来をどうデザインしていけば、多くの日本人が豊かさや幸福さを失わない社会を作っていけるのかなどについて、デザイナーの筧裕介氏と、ジャーナリストの神保哲生、社会学者の宮台真司が議論した。
後半はこちら→so43982653
(本記事はインターネット放送局『ビデオニュース・ドットコム』の番組紹介です。詳しくは当該番組をご覧ください。)
<セーブアース>当たり前な学習環境を実現するためには学校の断熱改修が急務だ/前真之氏(東京大学大学院工学系研究科准教授)
第23回のセーブアースは、前回に引き続き前真之氏をゲストに迎え、建物の断熱、とりわけ学校の断熱改修を取り上げる。
最高気温の上昇や猛暑日の増加など国連のグテーレス事務総長が言うところの「地球沸騰化」の進行を今、われわれは日々目の当たりにしている。そのような状況の下、特に子どもたちの学習環境が劣悪なまま放置されていることが問題だと東京大学大学院工学系研究科准教授で建物の断熱や気密に詳しい前真之氏は言う。
日本の公立学校の校舎は50年以上前に建てられたものも多く、またその多くはコンクリートで建てられている。しかし、天井が無断熱のため、特に最上階は屋根の太陽熱がそのまま室内に侵入するため、夏は高温になる。また、建築基準法で窓の面積が床面積の1/5以上なくてはならないことが定められているため、学校には例外なく非常に大きな窓が設置されているが、これでは太陽光がそのまま室内に侵入してくる。その一方で、窓を開けるとエアコンが効かなくなるため、窓が開けられず換気不良になってしまう。今の学校教室の夏場の環境は、とても人間が生きられる環境とは言えないと前氏はこれを厳しく断罪する。
このような学校の劣悪な環境は、エアコンをつければ解決するというようなものではない。建物の断熱がしっかりしていないと、冷房をつけても室内温度を下げることができないからだ。建物の断熱改修は冷暖房の効率を上げるためにも必要なものだ。
現在の学校の劣悪な環境を改善するためには、断熱改修と換気設備の設置が急務であると前氏は言う。まず、天井と壁の断熱や内窓の設置、窓の日射遮蔽などを行うことによって、夏だけでなく冬も快適な学習環境を整備することができるようになる。また、学校はオフィスや住宅と比べて大勢の生徒が一定の空間に密集するという特徴があるため、大量の換気をする必要がある。冷暖房の効率と必要な換気量の確保を両立するためには、デマンド換気や熱交換換気の導入が求められる。
このような断熱改修を行うにはコストがかかると考える向きは多いだろうが、実は総合的なコストという観点から見ても断熱改修は有効だ。断熱改修を行い換気設備を導入すれば、エアコンの稼働時間を大きく削減することができる。これで冷暖房のための電気代を抑えることができるほか、稼働時間が減ればエアコンの設置・改修コストも削減できる。建物を断熱材で覆う改修を行えば、建物自体の寿命も延ばすこともできる。コストはこうしたことを考慮に入れてトータルで考えるべきものだ。
日本は元来、特に子どもに対しては鍛えるとか我慢させることに価値を置いた発想が根強いが、それが学校教室の断熱化の妨げになっていると前氏は言う。人間誰しも多少の我慢は必要かもしれないが、昨今の猛暑、酷暑はもはやそのような発想で乗り切れるレベルのものではなく、無理をすれば容易に健康を害してしまう。気候変動について責任を負っていない一方で、義務的に学校に行かなければならない立場に置かれている子どもたちを、大人のわれわれが劣悪な環境の中に閉じ込めておくことの倫理的な問題も考慮する必要がある。無理なく快適に暮らせる環境を低エネルギーで実現するという方向に発想を転換する必要があると前氏は言う。
2回にわたり連続で高断熱、高気密住宅をテーマにお送りしているセーブアースでは、今回は学校の教室を快適でエネルギー効率の良いものにしていくためには何が必要かなどについて、前真之氏と環境ジャーナリストの井田徹治、キャスターの新井麻希が議論した。
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<マル激・後半>人口減少社会をいかに豊かに「デザイン」していくか/筧裕介氏(issue+design代表)
岸田首相が唐突に総裁選不出馬を表明したことで、日本にも9月末には新しい政権が誕生することとなった。メディアはまるで競馬の予想でもするかのように次の総理探しに忙しいが、誰がなっても日本が大きく変わりそうもないことを国民は既に見透かしているのか、報道量の割には総裁選への関心は必ずしも高くないように見える。
裏金に統一教会との癒着と深刻な政治スキャンダルが続き、日本は今、未曽有の政治不信のただ中にある。その一方で、「失われた30年」と呼ばれるほど、日本は過去30年にわたりほとんど経済成長ができず、あらゆる経済指標で先進国の最下位グループに沈んでいる。しかも、人口減少に拍車がかかるのをよそ目に、産業の効率化や生産性をあげるための産業構造改革もほとんど手つかずで、このままでは日本がますます貧乏になっていくことは避けられない。にもかかわらず、新しい総理候補の中で、ストレートにこうした問題に対応してくれそうな政治家が見当たらないとなれば、競馬予想程度の関心しか集まらないのは当然と言えば当然かもしれない。そもそも総理の首をすげ替えれば支持率が戻ると考えているとすれば、もはや自民党政治は終わっているとしか思えない。
そもそもの問題は、現在の厳しい政治、経済、社会状況の下で市民一人ひとりが豊かさや幸福を守っていくためには、日本はどうすればいいのかという具体的なデザインが示されていないことだ。豊かな未来像がイメージできなければ、期待の持ちようがない。
ソーシャルデザインが専門でNPO法人issue+designの代表を務める筧裕介氏は、自身が各地で行ってきた町おこし・村おこしプロジェクトの経験から、国レベルで何かを変えようとすると大変だが、より小さなユニットであれば変革は十分に可能だと語る。実際、筧氏のNPOはこれまで高知県佐川町や岐阜県御嵩町、和歌山県新宮市など、主に過疎化が進む20の中山間地で村おこしのプロジェクトを実施してきた。
筧氏の下に持ち込まれる住民や首長からの依頼は多岐に渡るが、例えば人口減少を食い止めたいという相談があれば、若者がその町や村に居続けたいと思えるような仕事や人間関係や文化を再発見したり再構築するなどを、住民からのボトムアップ方式で実現してきたという。また、雇用と同時にかつては豊かだった人間関係をいかに再構築するかも、町や村の再興にとっては重要になると筧氏は語る。
元々広告代理店の博報堂でデザインの仕事をしていた筧氏は、ソーシャルデザインやコミュニティデザインを考える上で「デザイン」が需要なキーワードとなると言う。元々「デザイン」は日本語では「意匠」と訳されており、外形的なものを指していたが、今は一般的には「設計」という意味で使われている。しかし筧氏はもう少し狭い意味でデザインを定義しており、それは「人の共感を生んで人の心を変える美しさと楽しさを伴う行為」のことだという。どんなに自分たちに影響があることでも、つまらなければ人は興味を持つことができない。逆に、人の共感を呼ぶことができれば、行動も変わっていくという。
日本を変えていくためには、日本の将来のデザインが多くの日本人の間で共有される必要があり、そのためにはまず人々の共感を生みやすい身近なところのデザインから取り組む必要がある。人口の少ない町に力のある首長が登場し、若者が入って行動すれば、その町や村が劇的に変わることを何度も目の当たりにしてきたと言う筧氏は、遠回りなようでも、自ら政治に関わりたいと思える人を増やすことから始めるしかないと語る。
なぜ日本には将来のデザインが見えないのか。日本の未来像をデザインできる政治家はいるのか。人口減少局面にある日本の未来をどうデザインしていけば、多くの日本人が豊かさや幸福さを失わない社会を作っていけるのかなどについて、デザイナーの筧裕介氏と、ジャーナリストの神保哲生、社会学者の宮台真司が議論した。
前半はこちら→so43983323
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カット&フィニッシュワーク【後篇】
6月は 全2回にわたり「カット&フィニッシュワーク」をご紹介します。
後篇:由藤秀樹によるフィニッシュワーク。
カット&フィニッシュワーク【前篇】
6月は 全2回にわたり「カット&フィニッシュワーク」をご紹介します。
前篇:由藤秀樹によるカット。
【会員見放題】継承怪談 第10夜 川奈まり子
◆継承怪談 第10夜 川奈まり子
10夜にわたり10人の怪談師によって紡がれる独り語りの怪談会。
会の終わりには次の語り手へ「お題」を託し、恐怖は継承されていく。
第10夜は9夜のガンジー横須賀氏からのお題「八王子」にまつわる怪談から幕を開ける・・・
Channel恐怖のマスコット・こわスギちゃんがナビゲーター
【出演】川奈まり子/こわスギちゃん
【会員見放題】継承怪談 第9夜 ガンジー横須賀
◆継承怪談 第9夜 ガンジー横須賀
10夜にわたり10人の怪談師によって紡がれる独り語りの怪談会。
会の終わりには次の語り手へ「お題」を託し、恐怖は継承されていく。
第9夜は8夜の夜馬裕氏からのお題「猫」にまつわる怪談から幕を開ける・・・
Channel恐怖のマスコット・こわスギちゃんがナビゲーター
【出演】ガンジー横須賀/こわスギちゃん
【会員見放題】継承怪談 第8夜 夜馬裕
◆継承怪談 第8夜 夜馬裕
10夜にわたり10人の怪談師によって紡がれる独り語りの怪談会。
会の終わりには次の語り手へ「お題」を託し、恐怖は継承されていく。
第8夜は7夜のヤースー氏からのお題「電話」にまつわる怪談から幕を開ける・・・
Channel恐怖のマスコット・こわスギちゃんがナビゲーター
【出演】夜馬裕/こわスギちゃん
【会員見放題】継承怪談 第7夜 ヤースー
◆継承怪談 第7夜 ヤースー
10夜にわたり10人の怪談師によって紡がれる独り語りの怪談会。
会の終わりには次の語り手へ「お題」を託し、恐怖は継承されていく。
第7夜は6夜のDJ響氏からのお題「声」にまつわる怪談から幕を開ける・・・
Channel恐怖のマスコット・こわスギちゃんがナビゲーター
【出演】ヤースー/こわスギちゃん
【会員見放題】継承怪談 第6夜 DJ響(響洋平)
◆継承怪談 第6夜 DJ響(響洋平)
10夜にわたり10人の怪談師によって紡がれる独り語りの怪談会。
会の終わりには次の語り手へ「お題」を託し、恐怖は継承されていく。
第6夜は5夜の下駄華緒氏からのお題「音楽」にまつわる怪談から幕を開ける・・・
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【出演】DJ響(響洋平)/こわスギちゃん
【会員見放題】継承怪談 第5夜 下駄華緒
◆継承怪談 第5夜 下駄華緒
10夜にわたり10人の怪談師によって紡がれる独り語りの怪談会。
会の終わりには次の語り手へ「お題」を託し、恐怖は継承されていく。
第5夜は4夜の田中俊行氏からのお題「祈」にまつわる怪談から幕を開ける・・・
Channel恐怖のマスコット・こわスギちゃんがナビゲーター
【出演】下駄華緒/こわスギちゃん
電波少女怪人レーダちゃんR 第137話
原作:椎名かつゆき(「ひろよん」より)
演出・脚本:大沼弘幸
主題歌:「ポイズンパルス」歌:巽理絵 作詞:椎名かつゆき 作曲:貴日ワタリ
出演:巽理絵(レーダ)、中森千春(パズル・シスター)、澤田秋乃(ハッコーダ)
【2024年6月新作予告】継承怪談 第10夜 川奈まり子【無料】
【無料予告】2024年6月1日公開のChannel恐怖オリジナル番組をチラ見せ紹介!
◆継承怪談 第10夜 川奈まり子
10夜にわたり10人の怪談師によって紡がれる独り語りの怪談会。
会の終わりには次の語り手へ「お題」を託し、恐怖は継承されていく。
第10夜は9夜のガンジー横須賀氏からのお題「八王子」にまつわる怪談から幕を開ける・・・
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【出演】川奈まり子/こわスギちゃん
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【2024年6月新作予告】継承怪談 第9夜 ガンジー横須賀【無料】
【無料予告】2024年6月1日公開のChannel恐怖オリジナル番組をチラ見せ紹介!
◆継承怪談 第9夜 ガンジー横須賀
10夜にわたり10人の怪談師によって紡がれる独り語りの怪談会。
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第9夜は8夜の夜馬裕氏からのお題「猫」にまつわる怪談から幕を開ける・・・
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【出演】ガンジー横須賀/こわスギちゃん
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◆継承怪談 第7夜 ヤースー
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第7夜は6夜のDJ響氏からのお題「声」にまつわる怪談から幕を開ける・・・
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【出演】ヤースー/こわスギちゃん
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【2024年6月新作予告】継承怪談 第6夜 DJ響(響洋平)【無料】
【無料予告】2024年6月1日公開のChannel恐怖オリジナル番組をチラ見せ紹介!
◆継承怪談 第6夜 DJ響(響洋平)
10夜にわたり10人の怪談師によって紡がれる独り語りの怪談会。
会の終わりには次の語り手へ「お題」を託し、恐怖は継承されていく。
第6夜は5夜の下駄華緒氏からのお題「音楽」にまつわる怪談から幕を開ける・・・
Channel恐怖のマスコット・こわスギちゃんがナビゲーター
【出演】DJ響(響洋平)/こわスギちゃん
☆本編が気になったら、即入会!チャンネル会員ならすべての作品が見放題!さらに、継続入会で月額会費1ケ月無料!毎月新作更新中!
【2024年6月新作予告】継承怪談 第5夜 下駄華緒【無料】
【無料予告】2024年6月1日公開のChannel恐怖オリジナル番組をチラ見せ紹介!
◆継承怪談 第5夜 下駄華緒
10夜にわたり10人の怪談師によって紡がれる独り語りの怪談会。
会の終わりには次の語り手へ「お題」を託し、恐怖は継承されていく。
第5夜は4夜の田中俊行氏からのお題「祈」にまつわる怪談から幕を開ける・・・
Channel恐怖のマスコット・こわスギちゃんがナビゲーター
【出演】下駄華緒/こわスギちゃん
☆本編が気になったら、即入会!チャンネル会員ならすべての作品が見放題!さらに、継続入会で月額会費1ケ月無料!毎月新作更新中!
ニュアンスパーマでデザインを楽しむ【後篇】
5月は 全2回にわたり「ニュアンスパーマでデザインを楽しむ」をご紹介します。
後篇:由藤秀樹によるパーマ。
【台湾CH Vol.521】徹底論破!日台関係の深化を非難する中国の反日宣伝に騙されるな / 日本にできる?台湾「国連加盟」への支持表明は中国のアキレス腱を突く [R6/5/18]
台湾チャンネル第521回は、①国連総会でパレスチナの正式加盟を支持する決議案が採択。もし台湾の加盟を支持する決議案が提出されれば如何なる効果が?②目下の日台関係の深化を非難し続ける中国外務省。その主張(政治宣伝)を検証し、あの国が長期にわたり日本人を惑わしてきた事実の捏造や印象操作の実態を明かす。
【日台交流頻道】第521集,日本沒接受「一中原則」: 反駁中國外交部的虛假宣傳 / 聯合國通過支持巴勒斯坦入聯草案與台灣問題
キャスター:永山英樹
ゲスト:盧エリカ(台湾独立建国聯盟日本本部)
◆チャンネル桜の人気番組「闘論!倒論!討論!」支援会員募集!
「がんばれ!『闘論!倒論!討論!』」会員 お申し込みはこちらから
http://www.ch-sakura.jp/1636.html
◆ウイグル「ジェノサイド」国会議員アンケート・集計結果
http://www.ch-sakura.jp/1633.html
◆有料番組 ch桜大学開校!
https://sakura-daigaku.jp/
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※チャンネル桜では、自由且つ独立不羈の放送を守るため、『日本文化チャンネル桜二千人委員会』の会員を募集しております。以下のページでご案内申し上げておりますので、全国草莽の皆様のご理解、ご協力を、何卒宜しくお願い申し上げます。
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「生活費に使った」経理担当の女性職員が3800万円を横領 商工会の定期預金を複数回にわたり引き出す
福岡商工会連合会は17日、岡垣町商工会の経理担当だった女性職員が、商工会の定期預金約3800万円を横領し懲戒免職処分にしたと発表しました。
オリジナル記事を読む
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1175970
ニュアンスパーマでデザインを楽しむ【前篇】
5月は 全2回にわたり「ニュアンスパーマでデザインを楽しむ」をご紹介します。
前篇:由藤秀樹によるカット。
電波少女怪人レーダちゃんR 第136話
原作:椎名かつゆき(「ひろよん」より)
演出・脚本:大沼弘幸
主題歌:「ポイズンパルス」歌:巽理絵 作詞:椎名かつゆき 作曲:貴日ワタリ
出演:巽理絵(レーダ)、中森千春(パズル・シスター)、澤田秋乃(ハッコーダ)
ミディアムレングスのパーマスタイル【後篇】
4月は 全2回にわたり「ミディアムレングスのパーマスタイル」をご紹介します。
後篇:由藤秀樹によるパーマ。