キーワード ロシア が含まれる動画 : 55926 件中 1 - 32 件目
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チャイコフスキーの交響曲を全曲聴く。
収録順に
#00:00 第1番ト短調作品13「冬の日の幻想」
オーマンディ指揮フィラデルフィア
#44:43 第2番ハ短調作品17「ウクライナ(小ロシア)」
メータ指揮ロサンゼルスフィル
#76:27 第3番ニ長調作品29「ポーランド」
バーンスタイン指揮ニューヨークフィル
#124:38 第4番ヘ短調作品36
ベーム指揮ロンドン響
#170:23 「マンフレッド交響曲」ロ短調作品58
マゼール指揮ウィーンフィル
#225:30 第5番ホ短調作品64
クルツ指揮シュターツカペレ・ドレスデン
#269:37 第6番ロ短調作品74「悲愴」
ハイティンク指揮コンセルトヘボウ管弦楽団
#319:07 第7番変ホ長調(ボガティレフ編)
ヤルヴィ指揮スコッティ・ナショナルフィル
以上全8曲。
2021年11月24日2枠目 紅葉満開、三笠の甲板、ロシアの機雷!色々観れる東郷公園
ハシケンの太陽.TV
メイン コミュニティ co1587468
ハシケンの「なんだかわかりません」
サブ コミュニティ co2001075
紅葉満開、三笠の甲板、
ロシアの機雷!色々観れる東郷公園 lv334644585
1枠目→sm39669741 2枠目→(現在再生中)
3枠目→sm39670937
ポンコツディプロマシー【けんぽう&ALTO ガヤ枠】
【詳細】今までにディプロマシーで活躍できなかった方、酷い目にあった方、そして、多分ディプロマシー苦手だろうなぁって方……そんなメンバーだけを集めた、ある意味ドリームマッチ。
の、ガヤ枠です!!!!
【メンバー(敬称略/@twitter ID)】
<イギリス> ムラタ( @Murata_Jinro )
<フランス> カシヲ( @kashiwooo )
<ドイツ> 月田桜菜( @tsukitasana )
<オーハン> 藤吉( @toukitiq )
<イタリア> オジョギリ・ダー( @vagrant_life )
<ロシア> ポポロン( @poporonn38 )
<トルコ> ユメイキ( @yumeiki2525 )
【解説】
あべべん( @abe_benn )
タベホ( @tabehoJ )
【ガヤ】
ALTO( @alton2525 )
けんぽう( @kenpow2525 )
久田将義×吉田豪×石戸諭×東浩紀「2021年度炎上案件徹底総括! ネットとメディアはどこに行くのか――『噂のワイドショー』ゲンロンカフェ出張編2022」 (2022/3/25収録)@masayoshih @WORLDJAPAN @satoruishido @hazuma #ゲンロン220325
※ 本番組は、シラスで行われた延長放送を除く、本編のみのアーカイブ動画となります。予めご了承ください。
無料ダイジェストはこちら!→https://youtu.be/MwwDZWWoxwA?si=8ArEbkmhlg-AQCTH
【収録時のイベント概要】
ついにこのイベントがやってきた! 「久田将義と吉田豪の噂のワイドショー」は、さまざまな芸能ニュースやメディアを騒がす話題を、久田さんと吉田さんのおふたりが歯に衣着せぬトークで深堀りする人気ウェブコンテンツです。そんな「噂のワイドショー」のゲンロンカフェ出張版です。
今回は「2021年度炎上案件徹底総括!」として、東浩紀が参加。新型コロナウィルス蔓延、東京五輪開催、さらには例のCLP、オープンレター問題からロシアのウクライナ侵攻まで、怒涛の炎上が相次いだ2021年度を「ワイドショー」的に徹底総括します。
司会進行を務めるのはノンフィクションライターの石戸諭さん。ゲンロンカフェではすでに2021年4月、久田さん、吉田さん、石戸さんの3人で「出版業界の裏側と来し方行く末を心ゆくまで語り尽くす」と題したイベントを開催しています。爆笑の業界裏話やアウトロー取材エピソードが途切れることなく続き、おおいに盛り上がりました。
まん延防止等重点措置が解除されたことに伴い、満を持して会場観覧を再開。今回も抱腹絶倒のアツいトークになること間違いなし! 会場と配信あわせてお楽しみに!
※ 本イベントは、ゲンロンカフェ主催のイベントとして「噂のワイドショー」の久田将義さんと吉田豪さんをゲストにお招きしています。YouTubeチャンネル「久田将義と吉田豪の噂のワイドショー」の制作コンテンツとは異なるものです。ご承知ください。
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2021年度炎上案件徹底総括! ネットとメディアはどこに行くのか – ゲンロンカフェ
https://genron-cafe.jp/event/20220325
20161216 野田草履 プーチン大統領が嫌いになった
2016/12/16(金) 開場:17:57 開演:18:00 この番組は2016/12/16(金) 23:36に終了いたしました。来場者数:18131人 コメント数:26352 宣伝ポイント:3300 サブコミュ co2299644スカイプID nodazouri2525 twitter https://twitter.com/nodasori2525連絡先 [email protected]
五百蔵容×中村慎太郎×速水健朗「ジャパンズウェイを再考する――2022年サッカーW杯日本代表はどうなる!?」 (2022/1/26収録)@500zoo @gotanda6 #ゲンロン220126
無料ダイジェストはこちら!→https://youtu.be/CY-rfHkRr34?si=3JRANAtXCCJAa0lj
webゲンロンにイベントのレポート記事を掲載しています。ぜひお読みください。
記事URL= https://www.genron-alpha.com/article20220304_01/
【収録時のイベント概要】
2022年はサッカーファンの熱気と興奮が高まる年だ。そう、4年に1度のFIFAワールドカップが、今年カタールで開催される。日本代表は森保一監督のもと、7大会連続の出場と本戦での過去最高のベスト8入りに向け、アジア最終予選のグループBで激戦をくり広げている。アジア最終予選のここまでの成績は、6試合を終えて4勝2敗。グループで2位につけている。1月27日からの残り4試合を経て、無条件で出場権を獲得できるグループ2位以上を維持できるかに注目があつまるところだ。
ゲンロンカフェでは、前回ロシア大会が行われた2018年にサッカーイベントを2度開催。第1弾はサッカーに疎い東浩紀に、講師役の速水健朗氏とさやわか氏がサッカーの魅力をプレゼン。W杯決勝戦直前のお気楽雑談イベントとして始まったが、『砕かれたハリルホジッチ・プラン――日本サッカーにビジョンはあるか?』『サムライブルーの勝利と敗北サッカーロシアW杯日本代表・全試合戦術完全解析』の著者である五百蔵容氏が急遽登壇し、緻密な試合分析が行われるなど、白熱の展開となった。好評につき開催された第2弾では、五百蔵氏と速水氏、さらにハリルホジッチ元日本代表監督の専属通訳を務めた樋渡群氏が海外からネット電話で特別出演するなど、おおきな話題を呼んだ。
そんな伝説のサッカーイベントが、ふたたびゲンロンカフェに帰ってくる。第3弾となる今回は、五百蔵氏と速水氏のおふたりに加え、第2弾で途中登壇したライターの中村慎太郎氏も参加。2018年のW杯直前のハリルホジッチ監督の電撃解任から現在まで、日本サッカーはどのような道のりを進んだのか。そして、今年のW杯で日本代表は目覚ましい結果を残せるのか。日本サッカーの指針とされる「ジャパンズウェイ」とはなんなのか。
サッカーファンも、そうでないひとも必見! ゲンロンカフェならではのディープで、アツい議論をご期待ください!
■
ジャパンズウェイを再考する – ゲンロンカフェ
https://genron-cafe.jp/event/20220126
野田草履Pがロシアウクライナ戦争を解説 20220226 ツイキャス
野田草履Pがロシアウクライナ戦争を解説 20220226 ツイキャス
本橋哲也×上田洋子「『愛の不時着』はどこに「無事着」するか?」(2021/12/15収録) @yuvmsk #ゲンロン211215
無料ダイジェストはこちら!
https://youtu.be/qu6SPvwvEH4?si=CQf4NnJDeSLs6QJP
【収録時のイベント概要】
ゲンロンの代表・上田洋子はロシア文学と演劇の研究者で、少女時代は宝塚歌劇のファン。ゲンロンカフェでは、そんな上田をホストにして、2014年9月に「宝塚歌劇が作る新しい日本文化」(川崎賢子との対談)や2021年3月の「『風と共に去りぬ』とアメリカ」(鴻巣友季子、東浩紀との鼎談)など、「宝塚的」な想像力を主題とするイベントを開催してきました。
彼女がいま「宝塚的」な作品として注目するのが、2020年に世界を席巻した韓国ドラマ『愛の不時着』です。このたびゲンロンカフェでは、その『愛の不時着』の魅力に、研究者ならではの視点から迫るイベントを開催することにしました。
お招きするのは、英文学とカルチュラル・スタディーズを専攻する東京経済大学教授の本橋哲也さん。『深読みミュージカル』(2011年、青土社)、『ディズニー・プリンセスのゆくえ』(2016年、ナカニシヤ出版)などの著作でも知られています。
そんな本橋さんは『愛の不時着』を「韓ドラの最高傑作」と呼び、去る9月に『「愛の不時着」論』(ナカニシヤ出版)を出版されました。著書では、1話ごとに1章をあてて、台詞や小道具を手掛かりに、このドラマがいかに精巧につくられ、なにゆえに視聴者を魅きつけるのかが学問的な言葉で分析されています。ピアノ、ろうそく、母親、まなざし、約束、運命といった古典的なモチーフに注目し、ドラマ全編の隠喩の構造を炙りだすさまはじつに見事です。そしてなによりも、いちファンとしての熱い思いに溢れています。
セリとジョンヒョクの愛はなぜかくも人々を魅了したのか? イベントでは、ドラマの奥にある歴史の重層性や人間の記憶、俳優たちの実力などにも焦点を当てつつ、『愛の不時着』の隠された魅力をたっぷり語っていただきます。
文学や演劇に関心がある広いトークにしますので、韓流ドラマにあまり知識のないひとでも安心してご参加ください。会場と放送でお待ちしています。
【登壇者の本橋哲也さんより】
このたびは、『愛の不時着』をきっかけとして、ゲンロンカフェにお招きいただき、このドラマを愛してやまない皆さんとお話しできることを心から嬉しく思います。この作品が、私たちが生涯で出会う芸術のなかでも忘れがたいもののひとつであることは、実際にご覧になった方たちの多くが感じておられることでしょう。私自身は韓国ドラマの専門家ではなく、韓国・朝鮮語もまったくできないのですが、一見してこの作品の魅力にとりつかれ、それを多くの皆さんと分かち合いたくなって拙著を書きました。(その際、できもしないハングルを書き入れたり、場面を取り違えたりして、多くの読者の方々からご指摘をいただき、恥ずかしい思いとともに感謝も覚えました……。)
『愛の不時着』は、これまでともすれば、東アジアの「女や子どもが見るもの」とされてきた韓国ドラマを、一気にグローバルな観客層へと拡げ、中高年男性(私のような)が主人公のジョンヒョクに魅了され、錚々たる知識人が熱く南北分断を論じるといった社会現象を引き起こした作品です。その後の『梨泰院クラス』『ヴィンチェンツォ』『イカゲーム』へと続く、韓ドラの爆走ぶりは、皆さんもご存じのことでしょう。
そのような地球大のブームの要因を探るために、拙著では私なりの表象分析の手法を動員して、このドラマの内実をこれでもかこれでもかと執拗に読解し尽くしたつもりです。私自身の読みがどれだけ妥当であるかどうかはわかりませんが、ぜひこの作品をこれからご覧になられる方も、すでに何度もご覧になられた方も、ともに『愛の不時着』という空前絶後の傑作の襞に分け入りましょう。
ゲンロンカフェでは、私と同じく、というか私以上に、この作品に出会うことで、自らの人生を豊かに、そして他者への想いを新たにした皆さんとともに、あらためて「『愛の不時着』の無事着」を祝福したいと思います。このような機会を与えていただいた上田洋子さま、東浩紀さまはじめ、「ゲンロン」の関係者の皆様に心より感謝申し上げます。(本橋哲也)
【『愛の不時着』あらすじ】
韓国でファッション企業を経営する超セレブの女性ユン・セリは、パラグライダーで嵐に巻き込まれて韓国と北朝鮮のあいだにある非武装地帯(両国のあいだの中立地帯)の北朝鮮近くに不時着、巡回中だった人民軍の士官リ・ジョンヒョクに発見されることになる。ジョンヒョクはセリをなんとか帰国させようとするが、セリが彼の言葉を信じなかったために北朝鮮の領土に入り込んでしまい、帰国は不可能に。北朝鮮の素朴な暮らしに最初は戸惑うセリだが、兵士や村の女性たちとの交流の中でなにが本当の幸せなのかを考えるようになる。セリとジョンヒョクは少しづつ惹かれ合うが、そこにジョンヒョクの許嫁が現れ、他方では軍内部の陰謀も絡み……。
■
本橋哲也『『愛の不時着』論――セリフとモチーフから読み解く韓流ドラマ』(ナカニシヤ出版)
https://amzn.to/3DhsjS3
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『愛の不時着』はどこに「無事着」するか? – ゲンロンカフェ
https://genron-cafe.jp/event/20211215/
鴻野わか菜×本田晃子×上田洋子「社会主義住宅『コムナルカ』とはなんだったのか――ソ連人が描いた共同生活の夢」 (2022/1/6収録)@WakanaKONO @akiko_honda_ @yuvmsk #ゲンロン220106
無料ダイジェストはこちら!
https://youtu.be/kllIfWj7qtM?si=nNxJhDRfI5sOU2gU
webゲンロンにイベントのレポート記事を掲載しています。ぜひお読みください。
記事URL= https://webgenron.com/articles/article20220301_01
【収録時のイベント概要】
ソ連時代には、「コムナルカ」という共同住宅がありました。革命前の貴族や商人の邸宅がいくつもの住居に分割され、そこにソ連の家族がぎゅう詰めになって暮らしていたのです。
狭い空間にひしめき合って暮らした人々のことは、さまざまな形で物語化されていきます。日本でも知られているアーティスト、イリヤ&エミリヤ・カバコフコは、ソ連の生活をテーマに作品を作っていますが、コムナルカはそこで重要なモチーフになっています。また、多くの映画や小説、それに笑い話の想像力の源にもなってきました。
この、コムナルカについて、ゲンロンβで「革命と住宅」を連載し、ソ連の建築と住宅事情、人びとの生活をシャープに論じる本田晃子さん、そして越後妻有の「カバコフの夢」常設展示のキュレーターであり、ロシアの現代美術を日本に紹介し続けるキーパーソンでもある鴻野わか菜さんをお招きし、ゲンロンの上田洋子が司会となり、コムナルカとはなにか、建築、美術、文学、映画、それに日常生活から徹底的に検証します。
ソ連時代への憎悪の対象でもあり、ノスタルジーを引き起こすものでもあるコムナルカ。現代ロシアの意識・無意識から消すことのできないソ連的なもの。その源のひとつであるコムナルカ。いまも文化の中にさまざまに残り続けるコムナルカを追う旅に、みなさまぜひご参加ください。
【登壇者からのメッセージ】
[本田晃子さんより]
「生活様式の社会主義化」の名の下に生み出された共同住宅コムナルカ。それはフーリエのファランステール構想や、チェルヌィシェフスキーのガラスのコミューン住宅などから生まれ、レーニンらボリシェヴィキには、社会主義化された「新しい人間」を生み出す場として期待されました。しかし現実には、コムナルカでの共同生活は、彼らが思い描いていたそれとは程遠いものでした。今回のイベントでは、なぜ、どのような経緯によってコムナルカは生まれ、そこで人びとはどのように暮らしていたのかを、建築史や文学、映画などから読み解いていきたいと思います。(本田晃子)
[鴻野わか菜さんより]
共同住宅コムナルカは、ソ連の劣悪な住環境において、国家により強いられた集団生活の場であると同時に、そこで暮らす人々にとってはかけがえのない生活の場、人生の場でもありました。ソ連の元非公認アーティスト、イリヤ・カバコフは、コムナルカで暮らす人々を主人公とする作品を数多く制作し、そこで人々がいかに生き、いかに夢想したかを表現してきました。同じく非公認アーティストであったミハイル・ロギンスキーは、その油彩において、コムナルカの日常の光景を特別な詩情をこめて描き出しました。一方で、同時代の詩人イーゴリ・ホーリンは、バラックにおける共同生活を、叙事詩的に、不条理劇的に、そして時に叙情的に歌い上げています。
カバコフをはじめソ連の非公認芸術において、コムナルカはしばしば、ソ連という国のみならず、あらゆる閉塞的な場、極限的な状況の象徴でもありました。そうした状況の中でいかに生き、いかに夢を見て、何を求めるのか、そして人間は自分の「安全な」居場所をどのように見つけうるのか、見つけられない時にどうするのかという問題は、現代においても切実なテーマです。このイベントでは、人間の生を取り巻く環境について、コムナルカを通じて考えていきたいと思います。(鴻野わか菜)
■
社会主義住宅「コムナルカ」とはなんだったのか– ゲンロンカフェ
https://genron-cafe.jp/event/20220106/
小泉悠×服部倫卓×上田洋子「ベラルーシに革命は可能かーーSNS時代の独裁と運動」(2020/9/10収録)
ゲンロンαにイベントのレポート記事を掲載しています。ぜひお読みください。
記事URL= https://genron-alpha.com/article20200918_01/
【収録時のイベント概要】
8月9日に実施された大統領選挙をきっかけに、
旧ソ連のベラルーシでは大規模なデモが起こっている。
2020年の大統領選は
1994年から26年間大統領職にあり続ける現職のアレクサンドル・ルカシェンコ(1954年生まれ)と
収監中のブロガーの夫に代わって立候補した女性候補、
スヴェトラーナ・チハノフスカヤ(1982年生まれ)の2人が有力候補とされた。
事前調査ではチハノフスカヤの支持率が高く、
ついに政権交代となるかが争点となっていた。
結果はルカシェンコが8割以上の得票率での圧勝となった。
しかし、チハノフスカヤ陣営の選挙対策委員長が選挙前夜に逮捕される、
オブザーバーが呼ばれない、期日前投票が4割以上、
選挙中のインターネットの遮断など、
不正選挙が疑われるような状況が複数発生していた。
この結果に不満を抱いた市民たちが大規模な抗議運動を開始。
それに対して政権側は治安部隊を出動させ、3000人規模の逮捕者が出た。
選挙翌日にはチハノフスカヤは国外脱出を余儀なくされた。
その後も抗議運動は止まず、9月に到るまで、連日大規模なデモが続いている。
一時は反ルカシェンコ側に連帯して警察官が次々に辞職を表明したり、
工場がストライキを起こすなど、反対勢力の優勢に思われたが、
8月末ごろからはルカシェンコがロシアを味方につけ、
ふたたび独裁者ぶりを見せている。
ベラルーシはどこへ向かうのか。選挙のやり直しはありえるのか。
ジャーナリストで旧ソ連圏、とくにベラルーシ・ウクライナ・ロシアを専門とする服部倫卓氏と
軍事評論家の小泉悠氏をお招きし、ベラルーシの情勢を徹底分析。
司会はゲンロンの上田洋子が務める。
【登壇者より】
旧ソ連の小国ベラルーシが大揺れに揺れています。欧州最後の独裁国家と言われつつロシアと西側の間を巧みに泳ぎ回って生き残りを図ってきた同国ですが、その歴史上初めての大規模な反体制運動が起きているためです。しかも反体制運動の中心はこれまで政治経験が全くなかった30代の女性というから面白い。
とはいえ政権側も簡単に権力を明け渡すつもりはなく、ロシアも軍事介入をそこはかとなく匂わせながらじんわりと圧力をかけているようです。こうなると2014年のウクライナ革命が想起されてくるのですが、この種の社会的現象が科学実験と異なるのは、観察対象自体に学習能力があるという点でしょう。反体制派も、政権側も、ロシアもEUも、2014年にキエフで起きたことから膨大な知見、ショック、ダメージなどを得ました。現在、ベラルーシの首都ミンスクで起きているのは、こうして学習したプレイヤーたちによる新たな危機の形といえるでしょう。それがどのように展開し、どこへ着地しそうなのか、皆さんと考えてみたいと思っています。(小泉悠)
■
私は1998~2000年と3年間、駐日本大使館で働き、それ以来この国をウォッチしてきました。当時から反ルカシェンコ運動はあったものの、これまで当局は最小限の力の行使で、反対派を封じ込めることができていました。それが、2020年の選挙では、反ルカシェンコ運動がかつてない広がりを見せています。ベラルーシと長く付き合ってきた私のような人間の方が、今日の事態への戸惑いが大きいかもしれません。
思えば、ベラルーシはまともな独立宣言もせずに、ソ連の崩壊で「心ならずも」独立してしまったような国です。独立後も、ルカシェンコによりソ連的な価値観が保持され、ロシアの庇護の下、モラトリアムの状態が続いてきました。そう考えると、2020年の反ルカシェンコ運動には、単に民主化というだけでなく、30年遅れの独立運動という意味合いがあるように感じます。今回の報告では、そんな観点からベラルーシの軌跡について語ってみたいと思います。(服部倫卓)
ベラルーシに革命は可能か – ゲンロンカフェ
https://genron-cafe.jp/event/20200910/
東浩紀×上田洋子「『哲学的体験』としてのダークツーリズムーーチェルノブイリツアーのアクチュアリティ#2」(2018/11/20収録) @hazuma @yuvmsk
【収録時のイベント概要】
6月にVOLVO青山で行われた「廃墟とユートピア──チェルノブイリツアーのアクチュアリティ」の好評を受け、続編イベントがゲンロンカフェで開催決定!!
前回のイベントでは、ゲンロンが実施する「ゲンロン H.I.S チェルノブイリツアー」の意義や最新のウクライナ事情について、ゲンロン副代表でロシア文学者の上田洋子によって、充実のプレゼンテーションが行われました!
その続編となる今回は、前回時間切れにより泣く泣くお蔵入りとなった東浩紀による幻のプレゼンから開始。哲学者である東は、なぜチェルノブイリを繰り返し訪れるのか。急速に進む原発事故被災地の観光地化は正しいのか。そしてゲンロンのツアー事業はこれからどうなっていくのか――「観光」という体験の哲学的側面について熱く語ります!
イベント直前には、東と上田は『ゲンロン10』(2019年春刊行)のため新たなロシア取材を敢行予定。チェルノブイリではない、もうひとつの「廃墟とユートピア」についての最新レポートも飛び出すかもしれません。
歴史とは、哲学とは、人間とは。ダークツーリズムから考える必見の一夜です。
【イベントのページ】
https://genron-cafe.jp/event/20181120/
小泉悠×辻田真佐憲×西田亮介「プロパガンダ時代の世界と日本ーーワクチン、五輪、安全保障」【『新プロパガンダ論』刊行記念第4弾】(2021/4/1収録) @OKB1917 @reichsneet @Ryosuke_Nishida #ゲンロン210401
無料ダイジェスト動画はこちら!
https://youtu.be/Xl8KtC7ekdM
【収録時のイベント概要】
さまざまな論点から広く政治とメディアを語る、辻田真佐憲氏+西田亮介氏『新プロパガンダ論』(ゲンロン叢書009)の刊行記念イベント第4弾。
今回は、気鋭の近現代史研究者と社会学者の著者おふたりが、ロシアの軍事・安全保障政策を専門とする小泉悠氏を迎えてのトークです。
おもに日本国内の政治を射程に入れて、さまざまなトピックをあつかう『新プロパガンダ論』。
今回のイベントでは、軍事大国化する隣国ロシアの政治とメディア、
プロパガンダとイメージの関係から、わたしたちの社会と政治のあり方を照射します。
ナワリヌイ氏の収監をはじめ、国内の政敵をつぎつぎと排除していく「皇帝」プーチン。
しかしいっぽうでは国産ワクチン、スプートニクVを外交カードにもちいて、国際的な存在感を高めています。
そんな権威主義国家ロシアのとる戦略は、
日本のイメージ政治にどんな影響を与えるのでしょうか。
対ロ外交に関心が薄いとされる菅政権ですが、
コロナ禍で自由主義国家と権威主義国家の分断が深化するなかでは、
あたらしい政治運営を模索する必要があるのかもしれません。
メディア戦略とプロパガンダ、外交と安全保障、デモと弾圧、北方領土問題、ワクチン、サイバー攻撃。
コロナ時代の国際政治を徹底的に考える、必見のイベントです!
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辻田真佐憲+西田亮介『新プロパガンダ論』(ゲンロン)
https://genron-tomonokai.com/propaganda/
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プロパガンダ時代の世界と日本 – ゲンロンカフェ
https://genron-cafe.jp/event/20210401/
戦術のパラダイムシフトとペップコードの謎——オフサイドの意味すらわからない超初心者・東浩紀が、それでもハリル解任を許さない速水健朗と元サッカー部のさやわかに聞く2018ロシアW杯の魅力と行方
【収録時のイベント概要】
緊急開催決定!!!!
7月3日未明、突然サッカー観戦に目覚めた東浩紀が、
急遽2018ロシアW杯決勝戦直前に、サッカーとその周辺をアツく語るイベントをここに開催する。
ルールすら怪しい超初心者が、サッカーのなにがすごいのかを、速水健朗氏とさやわか氏に、懇切丁寧、とにきスパルタ式で(?!)教えてもらいます。
四十年に一度というサッカー戦術の大変革とは?!
いまや国際的大イベントとなったサッカーを、いま語る意義とは?!
というかオフサイドとは?!?!
神感しかないこのイベント、サッカーファンも初心者も、7/15(日)の夜はゲンロンカフェに集まれ!
【イベントのページ】
https://genron-cafe.jp/event/20180715/
五野井郁夫×東浩紀「デモの現在と未来――それでも社会は変わるのか」【2014/9/5収録】 @gonoi @hazuma
3.11から3年半。反原発を訴える「金曜官邸前抗議」を中心に、日本では数十年ぶりに大規模なデモが行われた。現在も、集団的自衛権の行使容認や原発再稼働に反対する抗議運動が連日行われている。しかし、それらデモはどれほどの影響力をもっていただろうか。実際に解釈改憲は閣議決定され、川内原発の再稼働も準備が進んでいる。従来「日本には民主主義は無理」と指摘されてきた。サウンドデモや平和的なパレードなど、祝祭的なイメージのデモは、日本でも可能な「新しいデモ」のかたちとして注目された。でもそれは本当だったのか。世界に目を転じても、アラブの春やオキュパイ・ウォールストリートといった運動もなりを潜め、ロシアとウクライナの紛争、イラク北部のISIS、イスラエルとパレスチナ(ハマス)の紛争など、20世紀に戻ったかのような事件が相次いでいる。21世紀型のデモは、結局は一過性のムーブメントだったのだろうか?話題の著書『「デモ」とは何か』でデモの可能性を説き、自身も多くのデモを参与観察している五野井郁夫と、その意義を認める一方で、デモの有効性に疑問を提起し続けている東浩紀。その二人がゲンロンカフェで徹底討論!台湾学生による立法院占拠、香港デモ、ロンドンやパリのガザ空爆に反対するデモなど新たな世界の動きを踏まえつつ語る、デモの現在と未来、その可能性と限界の一夜。
家族で時事放談564目目【ロイター】「ロシアはデフォルトになっている可能性がある」とムーディーズ 【自らが招いた資産凍結制裁により、潤沢な外貨を使えず】
Thomson Reuters
Russia may be in default, Moody's says
[Because of the asset freeze sanctions that I invited, I cannot use abundant foreign currency]
https://www.reuters.com/world/europe/moodys-says-russia-may-be-default-dollar-bonds-2022-04-15/
高橋沙奈美×星野博美×上田洋子「新しく生まれる聖人たち――現代におけるキリスト教の列聖」(2020/8/9収録) @h2ropon @yuvmsk
【収録時のイベント概要】
ノンフィクション作家の星野博美さん、ロシア宗教文化研究者の高橋沙奈美さんをお迎えし、「列聖」を考えるトークイベントを開催します。
ロシアではいま、ロシア正教が文化的アイデンティティの一翼を担っています。ソ連崩壊後、ロシア帝国最後の皇帝ニコライ二世をはじめ、ソ連時代に苦しんだ人々か「聖人」に叙され、信仰の対象になっています。聖人たちは、信仰する人々を守り、神にとりなしてくれる身近な存在です。
キリスト教の聖人は日本とも無縁ではありません。16世紀に弾圧を受けたキリシタンの宣教師や信徒が、カトリックの聖人になっています。
ドストエフスキーは『カラマーゾフの兄弟』で、修道士のゾシマ長老の聖性を扱い、『白痴』では、キリストのような限りなく善で素晴らしいひとが同時代に存在したらどうなるかを実験しています。人間が聖人になるという問題は、文学で扱われてきた問題でもあります。現代ロシアの聖人ブームを見る限り、ドストエフスキーの問題提起は普遍的なものであるように思われます。それどころか、政治的な側面を考えずにはいられません。
『みんな彗星を見ていた』で、日本のキリシタンを描いた星野博美さんと、『ソヴィエト・ロシアの聖なる景観』で、ソ連時代を様々な形で生き抜いたロシア正教を論じた高橋沙奈美さんとともに、人間が聖人になることについて考えたいと思います。
(上田洋子)
【イベントのページ】
https://genron-cafe.jp/event/20190809/
東浩紀×上田洋子【ゲンロン10刊行記念】「大量生と虚構の問題ーーチェルノブイリツアー2.0にむけて」(2019/10/23収録) @yuvmsk @hazuma
【収録時のイベント概要】
緊急開催! 『ゲンロン10』刊行記念イベント!
批評家・東浩紀が編集長を務める批評誌『ゲンロン』の第2期がスタート。
2019年9月、その〝再創刊号〟となる『ゲンロン10』が装いも新たに刊行されました。
その巻頭を飾る、東浩紀の論考「悪の愚かさについて、あるいは収容所と団地の問題」は4万字を超える渾身の書き下ろし。
中国のハルビン、ポーランドのクラクフ、ウクライナのキエフへ訪れたことを起点に、加害者の忘却と被害者の記憶という二項対立を乗り越える鍵を探る内容です。
東自身「哲学でも批評でも紀行文でもない」とうたう新しい文体にも注目が集まっています。
ゲンロンは「ゲンロン H.I.S チェルノブイリツアー」を実施し、東は『観光客の哲学』や近刊の『ゆるく考える』『テーマパーク化する地球』に取り組むなかで、「観光」という体験の哲学的側面を掘り下げてきました。
まさに今月前半、ゲンロン代表の上田洋子と東は、来年開催予定の新たな「チェルノブイリツアー」のために、ロシア・ウクライナを取材で訪れています。
原子力発電所事故の全貌に迫るエミー賞獲得のドラマ『チェルノブイリ』が9月25日に日本公開となるなど、再び関心が高まるチェルノブイリ。
現地の最新レポートをお届けするとともに、ゲンロン第2期の新たな探究を語るイベントを緊急開催です!
【イベントのページ】
https://genron-cafe.jp/event/20191023/
ミュージカル「ヘタリア」FINAL LIVE~A World in the Universe~ 大阪公演 本編
イタリア:長江崚行/ドイツ:上田悠介/日本:植田圭輔/アメリカ:磯貝龍乎/イギリス:廣瀬大介/フランス:寿里/ロシア:山沖勇輝/中国:杉江大志/オーストリア:ROU(菊池卓也)/プロイセン:高本学/スペイン:山田ジェームス武
演出:吉谷光太郎/音楽:tak/振付:MAMORU/企画プロデュース:4cu(フロンティアワークス)/制作協力:ポリゴンマジック/LIVE制作:バンダイナムコ ライブクリエイティブ
© 日丸屋秀和・幻冬舎コミックス/ヘタリア製作委員会 © ミュージカル「ヘタリアWU」製作委員会
プラープダー・ユン ×福冨渉×東浩紀×上田洋子「都市と文学と黒魔術、あるいは知識人の使命──無観客のゲンロンカフェとバンコクのプラープダーを結ぶ『新しい目の旅立ち』刊行記念」(2020/3/19収録)
【収録時のイベント概要】
ゲンロンでは2020年2月に、タイの小説家プラープダー・ユンの『新しい目の旅立ち』(原書2015年)( https://genron-tomonokai.com/wakeupnew/ )を刊行した。
タイ・ポストモダンを牽引し、ゼロ年代のバンコクを駆け抜けた作家による「自然」への回帰、そして小説とも哲学とも紀行文ともつかない新しい散文のスタイルが、新鮮な共感を呼んでいる。
プラープダー氏はバンコクから東京にやってきて、2回の刊行記念イベントを行う予定だった。それが、新型コロナウイルスの影響で来日は叶わなかった。
人の往来が難しくなり、人が集まるイベントはできない。グローバルな知や文化のネットワークはいま、危機に晒されている。
今回のイベントでは、プラープダー氏にはネット電話で登壇をいただき、翻訳者でタイ文学者の福冨渉氏、ゲンロン前代表で批評家の東浩紀、そして代表でロシア文学者の上田洋子が聞き手となって、バンコクの文化状況や同書執筆の背景にあった問題意識、そしてプラープダー氏の今後の構想などを伺う。
プラープダー氏はいま『立ち上がる自由主義』と題された政治思想の書物を執筆中とのことで、話題は文学からさらに政治やポピュリズムの問題にまで広がるのかもしれない。
また、福冨渉氏に、タイをはじめとする東南アジア文学の現在について伺う。
混乱の時代に、文学や文化はいかなる役割を果たし得るのか。そもそも力を持ち得るのか。
イベントは基本日本語で行われるが、福冨氏は通訳兼聞き手でもあるので、ときに英語になるかもしれない。注意されたい。
『新しい目の旅立ち』の内容、出版の背景については、以下のインタビューを参考にしてほしい。
日本でタイ文学を読むとは――『新しい目の旅立ち』刊行記念訳者インタビュー
福冨渉(聞き手=東浩紀+上田洋子)
https://note.com/genron/n/n24138bc26c50
【訳者・福冨渉氏よりメッセージ】
プラープダー・ユン『新しい目の旅立ち』、発売から一ヶ月が経ちました。もうお読みいただけたでしょうか?今回の刊行記念イベントは、著者プラープダー・ユンの話を聞く、またとない機会です!
タイの作家が、フィリピンの「黒魔術の島」に向かう。そこだけ切り取れば奇妙な紀行文ともいえる『新しい目の旅立ち』を、プラープダーはなぜ書かなければいけなかったのか。
彼自身の作家としてのキャリア、タイの文学と社会の状況、現代のアジアと世界における知識人の役割など、さまざまな側面から語ってもらいます。
福冨からは、タイ・東南アジアの文学と文化の事情について、できるだけわかりやすくお話しようと思っています。もう読まれた方はもちろん、まだ読まれていない方も、『新しい目の旅立ち』という本を楽しんでいただけること、うけあいです。
旅、哲学、タイ、東南アジア、文学、政治、さまざまなキーワードから、みなさん自身の「新しい目」を手に入れられるイベントになると思います。どうぞ、ご覧ください!
都市と文学と黒魔術、あるいは知識人の使命 – ゲンロンカフェ
https://genron-cafe.jp/event/20200319b/
高橋沙奈美×本田晃子×上田洋子「ツーリズムとナショナリズムからみる現代ロシアーー建築、教会、収容所」(2019/04/16収録) @yuvmsk
【収録時のイベント概要】
建築史家の本田晃子氏とゲンロンの上田洋子による共産主義建築トーク。第5弾はゲストにロシア、ウクライナにおける正教を専門とする歴史学者の高橋沙奈美氏をお迎えし、宗教、観光、ナショナリズムに焦点をあてる。
高橋氏の著書『ソヴィエト・ロシアの聖なる景観』(2018)はソ連時代に宗教建築が博物館となり、観光資源となった背景を描きだすきわめて野心的な研究だ。
そこでは、事実上禁じられていた宗教が、観光を通じて、伝統的価値観として擁護され、ナショナリズムへと発展するさまが暴きだされている。
ロシアの景観は宗教や政治のタブーを内包したままいかに肯定され、魅力的な観光資源となったのか。また、ソ連時代に発展した宗教スポットをめぐる旅は、現代ではどのように読み替えられているのか。
たとえば、ソロヴェツキー修道院は、ロシア革命後は収容所となり、ソ連崩壊直前にふたたび修道院に戻った。
1970年代に博物館に指定されており、いまや夏になると観光客が大量に押し寄せる人気スポットだ。ここでは観光客は宗教と政治の両面に触れることになる。
ソ連崩壊後には中部ロシアのペルミ郊外の収容所「ペルミ36」が博物館化され、ソロヴェツキー修道院とならぶ収容所博物館となった。
同じ時期、建築とアートを融合した地域芸術祭「アルヒストヤーニエ」がモスクワから200kmほど離れたニコラ=レニーヴェツ村で開催されるようになる。
このフェスティバルに関連して、打ち捨てられていた同地の教会も修復され、ニコラ=レニーヴェツ村は観光地になっていく。
しかし、2018年には教会を模した構造物を燃やすパフォーマンスが正教信者から攻撃を受けるなど、宗教的価値観を根拠に観光地化が批判される動きも生まれている。
観光は国のプロパガンダとも結びつき、宗教や政治、芸術と深い関わりを持つ。
共産主義からロシア正教重視へ、国家のイデオロギーやアイデンティティが大きく変化するロシア文化圏で、観光と愛国はどう結びつくのか。
刺激的な議論が展開される!
【イベントのページ】
https://genron-cafe.jp/event/20190416/
アレクサンドル・ポノマリョフ×鴻野わか菜×東浩紀×上田洋子「南極ビエンナーレとはなにかーー宇宙主義とユートピアと芸術の可能性」(2019/7/24収録)@WakanaKONO @hazuma @yuvmsk
【収録時のイベント概要】
「南極ビエンナーレにあなたを招待します」というメールを、ロシアのアーティスト、アレクサンドル・ポノマリョフから突然受け取ったのは、2016年の暮れだった。(ゲンロンβ31掲載 つながりロシア第3回 「南極ビエンナーレの旅」より)
昨年に開催された大地の芸術祭越後妻有アートトリエンナーレ2018でも大きな話題を呼んだ「南極ビエンナーレ」について、
コミッショナーのアレクサンドル・ポノマリョフ氏がロシアから来日し、
同ビエンナーレ参加者でもある芸術史家の鴻野わか菜氏と、
旅の思想家である東浩紀、そしてロシア文学者の上田洋子とともにトークイベントを開催いたします!
人間にとって美とは何なのか、その土地で一体何を目指すのか。
彼らが何を成し得ようとしているのか、その謎に迫ります。ぜひ会場でお確かめください。
▼鴻野わか菜さんよりイベントに向けてコメントをいただきました!!!
2017年3月、ロシアの美術家・アレクサンドル・ポノマリョフは、12年間の構想期間を経て、「南極ビエンナーレ」を実現させます。「第1回南極ビエンナーレ」では、13カ国のアーティスト、哲学者、研究者らが1つの船に乗り込み、 アルゼンチン南端の町ウシュアイアから南極へ、12日間の航海を共にしました。 その成果は、2018年の「大地の芸術祭 越後妻有トリエンナーレ」でも発表され、大きな反響を得ました。
南極ビエンナーレは、 たとえばヴェネツィア・ビエンナーレのような「競争型」の西洋の美術の祭典とは大きく異なります。 展示は滞在中の12日間のみ、観客は船に乗っていた119人の人々とペンギンだけです。国名のついたパヴィリオンではなく、南極という環境で美術作品を作り、完成させ、短期間でも南極大陸、島々、氷山、海中で展示すること、それ自体が人間の可能性を探る実験的な試みなのです。
南極ビエンナーレの理念は、「超国家性、国際性」、「学際性、諸学提携」、「異文化探検」、「動中の動(ジュール・ヴェルヌ『海底二万里』より)」であり、 その目的は、芸術や人間の営みをめぐる諸問題について、環境や宇宙などの公共的な問題について、 国や専門を越えて対話する仕組みを作ることです。
「極地でこれほどの苦労をして芸術活動をする意味はあるのか?」
「自然界における芸術の役割とは何か?」
「人間は自然の一部なのか?」
「文化背景も思想も異なる人々が共同事業を行うには何が必要か? その際、芸術はどんな役割を果たすのか?」「探検とは何か?」
ゲンロンカフェでは、これらの問題を、現代日本の問題にも即して考えていきたいと思います。
また、不可能だと思われていた南極ビエンナーレが12年の構想期間を経て実現した文化的背景として、 南極ビエンナーレに参加した哲学者アレクサンドル・セカツキーらは、 ロシアの宇宙思想やユートピア思想の伝統を指摘しています。 ロシアの宇宙思想は、現代社会における私達の生と冒険において、どのようなアクチュアリティを持ち、私達が生き抜くために何を語りかけるのでしょうか。...(全文は以下のリンク先をご覧ください)
【イベントのページ】
https://genron-cafe.jp/event/20190724/
さやわか×東浩紀×上田洋子「いま、ソ連をSFにするとはなにか!──批評家とロシア文学者が語る『Atomic Heart』」 (2023/6/14収録) @someru @hazuma @yuvmsk #ゲンロン230614
※シラス延長を除く本編のみの放送となります。
無料ダイジェスト
https://youtu.be/ew6XImsm6Q4?si=WdO2kuXeW50WPA3d
webゲンロンに、イベントのレポート記事を掲載しています。ぜひお読みください。
「ゲームの想像力は『記憶の政治』を乗り越えるのか」
https://webgenron.com/articles/article20230720_01/
【収録時のイベント概要】
ゲンロンカフェでついにゲーム実況が実現! 2023年2月にXBox/PC版、4月にPS4/5版が発売されたアクション・ロールプレイングゲーム『Atomic Heart』(Mundfish https://mundfish.com/ja/ )。パラレルワールドのソビエト連邦が舞台となった本作を、批評家のさやわかさんと東浩紀、そしてロシア文学者の上田洋子の3人がプレイし、作品から見えてくるさまざまな論点を議論します。
舞台は、ロボットが労働を担い、クルマが空を飛ぶ1955年の平行世界のソ連。この世界では第二次大戦中に天才科学者が出現し、ソ連でロボット工学が爆発的に進むことになります。他方で西側諸国は疫病で影響力を失い、戦後はソ連が圧倒的技術力で世界を圧倒。そんなある日、新しいテクノロジーを導入したことをきっかけに、ロボットが突然反旗を翻し大混乱に。主人公は、そんな混乱の謎を解くため研究所に侵入することになります。
サイバーパンクとロシア構成主義、社会主義リアリズムを組み合わせた壮麗なヴィジュアルが魅力で、すでに五十嵐太郎さんなどによる作品内建築デザインの分析もある本作ですが、発売開始後には政治的な文脈でも話題を集めました。開発会社のMundfishがロシアに経営陣とオフィスをもつことを理由として、ウクライナ政府が販売中止を求めたのです。21世紀のクリエイターが描いた架空のソビエト連邦は、いま「記憶の戦争」のひとつの焦点ともなっています。
今回のイベントの前半では、まずは、ゲーム評論で知られるさやわかさんが『Atomic Heart』の名場面を実際にプレイするのを眺めながら(配信許可取得済)、ロシアをこよなく愛する上田洋子が作品世界のギミックを解説していきます。東浩紀はさやわかさんのゲームプレイと上田のロシア知識に感嘆する役回りです(たぶん)。
そしてイベント後半では、いつものゲンロンカフェと同じく、共産主義と美術の関係、ロシア構成主義や社会主義リアリズムの魅力、ソ連のSFの歴史、代替世界を舞台としたサイバーパンク作品の紹介、そして何よりもいまソ連を夢として語ることの政治的・文化的意味などなどをめぐる、大きな議論へと膨らましていきたいと思います。
異色のゲーム実況イベントに、どうぞご期待ください!
■
いま、ソ連をSFにするとはなにか! – ゲンロンカフェ
https://genron-cafe.jp/event/20230614/
【3/3】辻田真佐憲×大山顕(+東浩紀)「コロナ非常時のメディアはどうなる? 国民的音楽の昭和、人類総スマホの平成、そして令和へ。『古関裕而の昭和史』の辻田真佐憲と『新写真論』の大山顕が語る社会とメディアの話。」(2020/4/10収録)
ゲンロンαにイベントのレポート記事を掲載しています。ぜひお読みください。
記事URL= https://genron-alpha.com/article20200414_01/
【トピックのご紹介】
大山さん、辻田さんから、今回のイベントで議論したいトピックを挙げていただきました。
▼ 大山さんから
非常時の「顔」
コロナのインフォグラフィック
マスクと顔認識
空っぽの都市という図像
都市の「作者」としての災厄
▼ 辻田さんから
「執筆→印刷→閲覧」から「SNSでバズったもの勝ち」へ?
政治の萌えキャラ化?
これからも「大風呂敷」(文明論、社会論、政治論などの混合物)は可能か?
サブカル的な語りに未来はあるか?
全社会のSNS化は、撤退戦か、それとも希望か?
【収録時のイベント概要】
世界はいま、新型コロナウイルスを語る言葉であふれています。
人々はそうした言葉に翻弄されざるを得ない状況にあると言ってよいでしょう。
人間は危機をどう表象してきたのか。
危機においてどのようなふるまいをしてきたのか。
また、そのようななか、
「不要不急」とも言われかねない文化は、
どのように育まれ、守られてきたのか。
政治と文化芸術の関係を多角的に研究する辻田真佐憲さんと、
人間の行動様式と写真の関係を突き詰める大山顕さんに、
新著『古関裕而の昭和史』『新写真論』と絡めつつ、
非常時のメディアと文化、そして文化人のありかたについて、お話しをいただきます。
▼ 大山顕さんからイベントに向けたメッセージをいただきました。
みなさんどうお過ごしでしょうか。ぼくはまあまあ元気です。
先日、ロシアで外出禁止に「違反」した(実際にはゴミを出しにちょっと外に出ただけだった)市民が、監視カメラと顔認識システムによって特定・逮捕された、というニュースがありました。この出来事は、さきごろ刊行された『新写真論』で香港のデモと「顔の監視」について論じたぼくにとって、たいへん興味深いものでした。そして写真とコロナ禍について考える必要があるのでは、と思いました。
こういうことは、だれかと一緒に考えたい。そこで辻田さんです。非常時の「顔」について相談できる相手としてこんなにうってつけの人物がいるでしょうか。辻田さんの胸を借りて(2m以上の距離を保ちつつ)コロナ禍と写真について論じます。
(大山顕)
コロナ非常時のメディアはどうなる? 国民的音楽の昭和、人類総スマホの平成、そして令和へ。『古関裕而の昭和史』の辻田真佐憲と『新写真論』の大山顕が語る社会とメディアの話。 – ゲンロンカフェ
やなぎみわ×上田洋子「なぜ私は巨大トレーラーを所有しているのか――現代美術から野外劇へ、そして巡礼へ」(2021/1/14収録)@yanagiza @yuvmsk #ゲンロン210114
無料ダイジェスト動画はこちら!
https://youtu.be/wwPypv30nH4
無料レポート記事(渾身の関西弁バージョン!!)はこちら!
https://www.genron-alpha.com/article20210123_01/
【収録時のイベント概要】
美術家のやなぎみわの大規模プロジェクト、
ステージ・トレーラーを用いた巡礼劇『日輪の翼』( http://nichirinnotsubasa.com/ )とはいったいなんなのか。
ゲンロンの上田洋子が聞き手となり、その全貌を伺う。
やなぎの活動を手がかりに、人間にとってアートとはなんなのか探ってみたい。
やなぎは2014年、台湾から巨大なステージトレーラーを輸入。
その後、自らデザインしたこの移動舞台車を使って、
野外劇のプロジェクトを始めた。
それが中上健次の同名の小説を下敷きにした
野外巡礼劇『日輪の翼』である。
2016年、横浜トリエンナーレでの上演を皮切りに、
中上の故郷である和歌山県新宮港、横浜、香川県の高松港、
大阪の造船所跡地、京都の東九条、神戸の兵庫津など、
海や川のそばで巡業を行ってきた。
『日輪の輪』は、熊野の「路地」の老婆と若者の放浪物語である。
主人公たちは伊勢、諏訪、出羽、恐山などの霊場、
そして皇居をトレーラーで巡礼する。
やなぎの舞台には、俳優のほかに、
サーカスのクラウンやアクロバット、
ポールダンサーやミュージシャンたちが登場し、祈りとエロティシズムの
大スペクタクルを繰り広げる。
京都公演では韓国の伝統芸能が、
神戸公演では、一遍上人の遊行が重ねられ、
芸能と宗教の関係が考察された。
原作を実践するように巡礼劇の意味合いを強めている。
莫大な費用をかけて巨大トレーラーを購入し、
デザインし、台湾から日本に運ぶのは容易なことではない。
気候の違いなどから、維持費も莫大にかかるという。
トレーラーの所有によって、やなぎの人生は変化した。
野外劇に取り憑かれたやなぎに
その面白さとダイナミズムを存分にお話いただく。
また、日本や世界における芸能とアート、宗教の問題も議論されるだろう。
*
なお、ロシア・アヴァンギャルドの演出家メイエルホリドは
ロシア革命翌年の1918年、新しい国の新しい民衆芸術を作るにあたって、
あらゆる種類の芸術、演劇、エンタメ、サーカスのアーティストたちが
一体となるべきだと述べている。
メイエルホリドはその根拠として、
バレエを見たある兵士の「バレリーナのダンスは巧かったが、
彼女が道化と踊ったらもっとよかった」という言葉をあげている。
ソ連初期はエリートのための芸術の脱却を試み、
様々なジャンルが混交する豊穣な芸術・文化を生んだ。
やなぎの仕事には、こうしたアヴァンギャルドへの憧憬も見ることができる。
日本の現代美術や舞台芸術において、
より広い層の観客に開かれた作品を作るとはどういうことなのか。
あわせて考えてみたい。
なぜ私は巨大トレーラーを所有しているのか – ゲンロンカフェ
https://genron-cafe.jp/event/20210114/
石田英敬×高橋啓 司会=吉川浩満「仁義なきフランス現代思想――『言語の七番目の機能』刊行記念」(2021/3/26収録)@nulptyx @clnmn #ゲンロン210326
無料ダイジェスト動画はこちら!
https://youtu.be/Gr3dNaujz68
※ 高橋さんは北海道在住のため、ビデオ通話を使用しての出演となります。
【収録時のイベント概要】
1980年、フランスの哲学者で記号学者のロラン・バルトが、交通事故で死亡した。しかし、それは単なる事故ではなかった。バルトの手元からは、ロシアの言語学者、ロマン・ヤコブソンの未発表原稿が消えていた。原稿にはヤコブソンが『一般言語学』で提唱した言語の六つの機能にはない「言語の七番目の機能」が書かれていたという。その機能とは、国家の存亡にも関わる重大な内容だった――。
フランスの小説家、ローラン・ビネは『HHhH――プラハ、1942年』( https://amzn.to/313lZvQ )で高い評価を受け、一躍時の人となる。同作は、日本でも「本屋大賞」翻訳小説部門で第一位を獲得するなど話題を呼んだ。そんなビネの、待望の邦訳第二作が『言語の七番目の機能』( https://amzn.to/3c05Opr )だ。現実に起きた交通事故死に着想を得た本作には、ミシェル・フーコー、ジャック・デリダ、ウンベルト・エーコ、フィリップ・ソレルス、ジュリア・クリステヴァ、ドゥルーズ、ガタリ…… など、フランス現代思想を代表する哲学者や作家が実名で登場する。しかし、本作はあくまで現実を借り物としたフィクション。サスペンスあり、アクションあり、ロマンスありの超弩級エンターテイメント小説として仕上げられてる。言語学や記号学の話題もふんだんに織り交ぜながら、秘密組織が暗躍し、仁義なき過激な戦いが描かれるさまは圧巻だ。
この度ゲンロンカフェでは、東京大学名誉教授で記号学・メディア論がご専門の石田英敬氏、本作を訳された翻訳家の高橋啓氏、司会に文筆家の吉川浩満氏をお招きして、本作についてたっぷりと語り合っていただく。石田氏には「『言語の七番目の機能』を楽しむためのフランス現代思想入門」と題して、登場人物の関係性や、小説のなかの描かれ方と現実との違いなどもご紹介いただく予定だ。
本作をこれから読まれる人も、フランス現代思想に馴染みがないという人も必見!
【司会の吉川浩満さんより】
本作は、ウンベルト・エーコ+『ファイト・クラブ』(作者談)であるどころか、007シリーズ(イアン・フレミング)や『虐殺器官』(伊藤計劃)の要素も加味された良質の冒険推理小説であり、事件の探究がそのまま哲学思想の探究に直結するという点で、『悪霊』(ドストエフスキー)や『虚無への供物』(中井久夫)、『哲学者の密室』(笠井潔)を彷彿とさせる本格観念小説でもあります。さらには、かつて一世を風靡したフランス現代思想に対する強烈な風刺小説にもなっている。いったいどこからアプローチすればよいのか迷うほど多面的な魅力を発する快作/怪作ですが、このたび、石田英敬先生と高橋啓さんという最強の語り手を得ました。『仁義なき戦い 現代思想死闘篇』の世界へようこそ。(吉川浩満)
■
ローラン・ビネ 著、高橋啓 訳『言語の七番目の機能』(東京創元社)
https://amzn.to/2Qds8U3
■
仁義なきフランス現代思想 – ゲンロンカフェ
https://genron-cafe.jp/event/20210326/
福冨渉×松下隆志×上田洋子「タイとロシアの新しい文学――ポストモダン以後の言葉とアイデンティティ」 @sh0f @TakashiM2 @yuvmsk
【収録時のイベント概要】
タイとロシア、2つの国はいっけんなんの関わりもない。
しかし、よく見てみると、重大な共通点があることに気づく。
タイはヒンズー教文明圏、ロシアはギリシア=キリスト教文明圏と、
それぞれ大きな文明圏の周縁にありながら、どちらも「大国」としてプライドを保ち続けてきた国なのだ。
じつは日本も同じ条件を抱えている。
タイとロシアは、時期は違えど、どちらも文学の後発国である。
そしてどちらの国でも現代文学が力を持ち続けている。
いまだに文学と政治が近い。
これらの国で新しい文学はどのように生まれ、どのように読まれているのか。
ポスト・ポストモダン文学のいま、どのような流れがあるのか。
タイやロシアの文学を日本で翻訳し、議論することは、いま、どのような意味を持っているのか。
文学から見る「地域大国」論ができればと思う。
『ゲンロン』にプラープダー・ユン『新しい目の旅立ち』の翻訳を連載中の福冨渉と
ウラジーミル・ソローキンの翻訳者でロシア現代文学の第一人者・松下隆志が論じる
最新の現代文学論。司会はゲンロンの上田洋子。
プラープダー・ユン、ソローキンの新作をはじめ、最新の文学が俎上に上がる
タイ・ロシアイベント第2弾!
【イベントのページ】
https://genron-cafe.jp/event/20180525/
情熱の生実況☆サッカーロシアW杯2018準決勝!〜世代交代の革命軍・フランスvs完全体の赤い悪魔・ベルギー!!
乙君スピンオフ サッカー生実況
#59:56 キックオフ
#106:35 前半終了
#180:10 後半終了
#195:58 ヤンサンメンバー・フォーメーション
出演者
奥野晴信
しみちゃん
2018年7月11日収録
小泉悠×真野森作「ロシアにとって国境とはなにか:ウクライナから北方領土まで ーー『「帝国」ロシアの地政学』刊行記念」(2019/9/18収録) @OKB1917 @Tokyo_dogpillow
【収録時のイベント概要】
【イベント概要】
軍事評論家の小泉悠氏と、毎日新聞の真野森作氏による、
ロシアの「地政学」的な政治戦略と現状をめぐるトークイベント。
小泉氏はこの7月、『「帝国」ロシアの地政学』(東京堂出版)を上梓した。
ソ連崩壊後のロシアにおける「地政学」の流行を端緒に
プーチン政権の行動原理をわかりやすく分析した良書である。
ジョージア(グルジア)、バルト三国、ウクライナ、中東、そして北方領土で、
ポストソ連のロシアが展開する戦略とはいったいなんなのか。
なぜ、ウクライナとの戦争は長引いているのか。
同書では、ロシアの行動原理が明快に語られており、
国際社会の見えない状況が明らかにされている。
真野氏は昨年12月、『ルポ・プーチンの戦争』に、
クリミアや東部ウクライナにおける長期取材をまとめている。
東部戦線の親露派・親ウクライナ派、戦地から逃げた人々、
クリミア・タタール、文化人と、
複数で多層的な生々しいウクライナ人の声から
歴史の複雑さや土地・国への思いが伝えられる。
小泉氏と真野氏に、
ロシアのユーラシア戦略のいま、現地の人々の国境への思い、
プーチン政権の思惑、北方領土のゆくえなどをお話しいただく。
隣国ロシアの領土政策や、 境界の地に暮らす人々の思いを通じて、
国際情勢の現在、そしてわれわれの立ち位置を考える対談である。
■
ソ連崩壊後のロシアはもはや超大国ではなくなり、
経済やテクノロジーといった諸指標では大国と言えるかどうかも危うくなっています。
それでもロシアが国際場裏でこれだけの存在感を保ち続けるのは何故なのか、
この時勢に「原子力巡航ミサイル」などというSFめいた新兵器の開発に
余念がないのはどうした世界観によるものなのか。
「主権」やアイデンティティと結びついたロシア的地政学思想を縦軸に、
軍事を横軸にしてお話ししていきたいと思います。
北方領土やロシア軍の要塞など、ちょっと珍しい見聞もご紹介します。
(小泉悠)
■
ソ連崩壊は終わっていない、のかもしれません。 私は2013年秋から3年半、
モスクワ特派員としてロシアなど旧ソ連圏を取材しました。 まさにこの時期に起
きたのがウクライナ危機であり、 クリミア半島とウクライナ東部におけるロシア
のハイブリッド戦争です。なぜ起きたのか? その答えを探し続け、今思うのが
冒頭の感慨です。 激動の現場で話した数多くの人々は何を思って行動していたの
か。歴史、民族、文化、政治経済、 戦略が混沌と絡み合ったウクライナの現地や
ロシア各地を歩いて考えたことをお伝えできればと思います。
(真野森作)
【イベントのページ】
https://genron-cafe.jp/event/20190918/
【サッカー ロシアW杯 日本×ポーランド】地上波では絶対流せない実況 ~ダバディ、元海外プロ選手、戦術マニアら 大放談~
ニコ生公式放送URL:lv313645740
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【サッカー ロシアW杯 日本×ベルギー】地上波では絶対流せない実況 ~元海外プロ選手、戦術マニアら 大放談~
ニコ生公式放送URL:lv314100547
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佐々木敦×土居伸彰「アニメーション的想像力の現在:ノルシュテインから『この世界の片隅に』まで——『個人的なハーモニー』(フィルムアート社)刊行記念イベント」【2017/1/31収録】
「新千歳空港国際アニメーション映画祭」「GEORAMA」といったユニークな企画で世界のアニメーションを発信し続ける土居伸彰が、ロシアの作家ユーリー・ノルシュテインを中心に、アニメーションのこれまでとこれからの可能性を論じる本格アニメーション論を刊行! 個人作家たちのみならず、ジブリや『君の名は。』『この世界の片隅に』など日本の現代アニメを語るための視点や、文化を共有する場を作ることについてまで、幅広い射程をもつこの本をベースに、批評家の佐々木敦とともに、アニメーションの歴史、そしてその現在と未来を語り尽す!★登壇者からのメッセージ★自分で言うのもなんですが、アニメーションの分野では類書のない、ユニークな本が書けたと思っています。ノルシュテインなど個人作家の作品を中心にとりあげながら、ディズニー再考、アニメーション・ドキュメンタリーや近年の世界の長編アニメーション、デジタル化以降のアニメーションの変質、意外と気づかれていないアニメーションの性質といったことも語っています。近年のディズニーや、『君の名は。』『聲の形』『この世界の片隅に』と続く2016年の日本アニメの充実ぶりについて語るための視点も内包しています。(象徴性から抽象性へ、というような感じでしょうか……)アニメーションにかぎらずインディペンデント文化について、もしくは「場を作ること・守ること」について考察でもあり、佐々木さんのご著書(とりわけパラフィクションの概念)や活動にもインスパイアされたところが多いので、ご一緒させていただけるのが楽しみです。是非お越しください!(土居伸彰)
【イベントのページ】
http://genron-cafe.jp/event/20170131/
【サッカー ロシアW杯 決勝「フランス×クロアチア」】決勝の後は日本サッカーの未来を問う大放談 ~ 後半戦
前半戦:sm33541405
ニコ生公式放送URL:lv313662071
【出演者】
●五百蔵 容(サッカー分析家、シナリオライター、プランナー)⇒ @500zoo
著書『砕かれたハリルホジッチ・プラン 日本サッカーにビジョンはあるか?』
●中村 慎太郎(作家)⇒ @_Shintaro_
著書『サポーターをめぐる冒険 Jリーグを初観戦した結果、思わぬことになった』
「ハリルホジッチ解任でサッカークラスタが発狂している理由」https://note.mu/hatonosu/n/nac5433ccc430
●丸山 龍也(元プロサッカー選手)⇒ @maru_ryuya
●長谷川ゆう(スポーツライター)⇒ @youhasegawa08
●速水健朗(編集者・ライター)⇒ @gotanda6
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