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アニメ アイドルマスター アイマスタジオ 第72回 (コメント専用動画)
◆本動画は『アニメ アイドルマスター アイマスタジオ』のコメント専用動画であり、音声は一切含まれておりません。
響 HiBiki Radio Stationでの放送を再生しながら、コメントをお楽しみ下さい。
◆iM@STUDIO番組ページ : http://hibiki-radio.jp/description/idolmaster
◆配信アドレス : http://origin.hibiki-radio.info/movie/asx/8/4615.asx
配信予定 : 08月17日(金)22時~08月24日(金)21時59分まで
◆アイマス系ラジオのコメント専用動画とネタなど→(mylist/75026)
★ブログを運営中。ご意見等こちらでも受け付けております。
http://rum-ba.txt-nifty.com/blog/
<マル激・後半>人を不健康にする健康食品のリスクをそろそろ真剣に考えませんか/松永和紀氏(科学ジャーナリスト)
そもそも健康食品とは何なのか。実はこの問いには誰も答えられない。なぜならば、そもそも健康食品には法的な定義など存在しないからだ。
その一方で、ほとんど効果がないばかりか実際には人体に有害になり得る商品が、「健康食品」の名で日々、大量に売られている。
紅麹を使ったサプリメントによる中毒は、これまでに5人が死亡し270人もの入院者を出す、未曽有の食害事件となっている。医療機関の受診者も1,541人にのぼり、海外でも影響が出ているという。
小林製薬の紅麹コレステヘルプの中毒については、現時点ではまだ原因が特定されていない。しかし、食品安全に詳しい識者の多くが、健康食品産業が野放図に膨張する中で、今回のような事故が起きるのは時間の問題だったと口を揃える。
繰り返すが、そもそも「健康食品」には法律上の定義がない。人が口から摂取するものとしては医薬品と食品があるが、両者は異なる法律によって厳格に区別されていて、認可の基準も大きく異なる。薬機法(旧薬事法)によって厳しく管理されている医薬品と異なり、食品は法的には認可を必要としない。錠剤のサプリメントなどは素人目には限りなく薬に近い存在に見えるかもしれないが、法的にはあくまで食品だ。今回問題となっている小林製薬の紅麹を使ったサプリメントも、医薬品ではなく食品だ。なので今回の事故は薬害ではなく、食害もしくは食中毒ということになる。
食品を売るためには認可などを必要としないが、その分、通常の食品は健康効果を謳うことが薬機法によって禁じられている。ところが1980年代以降の世界的な健康ブームの高まりの中、日本でも特定の食品に健康上の効果を表示して売り出したいという業界からの強い要請があがるようになった。それを受けて政府はまず1991年に食品の中に「特定保健用食品」というカテゴリーを設け、一定の基準を満たした食品については、健康上の効果を謳うことができるようになった。いわゆるトクホである。
トクホというカテゴリーが設けられたことで、許可を得た食品は健康上の効果を謳うことが可能になったが、トクホの認定を受けるためには通常10年の年月と億単位のコストがかかるとされ、そのハードルは決して低いものではなかった。現実的には大手企業でなければトクホの認定を取得することは困難だった。
しかし、2015年に規制緩和を旗印に掲げる安倍政権の下、アベノミクスの一環として新たな食品のカテゴリーとして「機能性表示食品」というものが導入された。これはトクホよりも遥かに簡単な手続きでメーカーが健康食品の効果を謳うことを可能にする制度で、企業がガイドラインに則って効果や安全性を確認し、書類を消費者庁に提出すれば、機能性表示食品となり製品の健康上の効果を謳えるというもの。届け出された書類については消費者庁は形式的な確認しか行わず、よってその内容にも責任を負わない。
機能性表示食品制度の導入によって、国の審査を通過する必要があるトクホに比べて企業は遥かに簡単に商品の健康上の効果を謳えるようになり、これによって売り上げも爆発的に伸びたため、機能性表示食品が市場に溢れるようになった。1991年に導入されたトクホが33年間で1,054件しか認められていないのに対し、機能性表示食品の件数は導入から僅か9年間で6,752件にのぼっている。機能性表示食品制度の導入によって、トクホではとても手が届かなかった中小企業でも健康食品市場への参入が可能になったのだ。
小林製薬の紅麹コレステヘルプもラベルで大きく「悪玉コレステロールを下げる」「L/H比を下げる」と謳っているが、これはこの商品が機能性表示食品としての届け出をしているから許されたものだった。
しかし、機能性表示食品の制度が導入された当初から、科学的な根拠のない健康効果を謳う商品が乱造され、いずれはそれが健康被害を生む可能性があることが懸念されていた。機能性表示食品の届け出をするためには、一応その効果の根拠となる論文を添付しなければならないことになっているが、何とその論文がどの程度権威や信頼性のあるものなのかは問われていないのだ。
科学的な根拠が希薄で、生産管理についても国は一切関与していないが、それでも商品のラベルには大々的に健康上の効果を謳うことができる。多くの消費者は当然それを信じ込み、中には毎日その「食品」を一生懸命に摂り続ける人もいるだろう。今回の紅麹食害はそうした中で起きた、いわば起きるべくして起きた健康食品の食害事件だったのだ。
科学ジャーナリストの松永和紀氏は、食品の特定の成分を抽出してそれをサプリメントの形で摂ることのリスクを強調する。栄養は食品として他のものと一緒にバランスよく摂ることによって効果が生まれるものが多い。食品の特定の成分を抽出・濃縮して摂取すれば、より高い効果が期待できるという性格のものではない。ましてやサプリメントは毎日摂取されることが多いため、特定の物質だけを過剰摂取することになりやすく、健康上のリスクが懸念されると言う。
紅麹コレステヘルプによる食害が起きるべくして起きた事件だと言われる理由は何なのか。そもそも健康食品とは何で、なぜ十分な科学的エビデンスに基づかない効果を謳った商品がこれだけ大量に売られているのか。健康食品ブームを引き起こした健康に対する不安はどこから来ているのかなどについて、松永和紀氏とジャーナリストの神保哲生、社会学者の宮台真司が議論した。(松永氏より、今回の番組内の氏の発言は所属する組織の見解を示すものではなく松永氏のジャーナリストとしての見解であることを付記してほしい旨の申し入れがありましたので、ここに追記いたします。)
前半はこちら→so43776101
(本記事はインターネット放送局『ビデオニュース・ドットコム』の番組紹介です。詳しくは当該番組をご覧ください。)
第2回どうでミー賞・名セリフ部門【後半】
第2回どうでミー賞[http://unite2013.jp/doudemy/]の名セリフ部門を勝手にまとめてみました
この動画では80位~41位を紹介しています
前回のどうでミー賞【名企画:sm4777263・sm5093062】
【名セリフBGM有:sm4220380・BGM無:sm4566246】
【名ダジャレ:sm4928305】
別うp主の第2回どうでミー賞企画部門【sm21973943・sm21985656・sm21991314・sm21997513・sm22003853】
名キャラクター前半→sm21891271 後半→sm21951803
名セリフ前半→sm22030757 名企画部門→どうしよう どうでしょうマイリス→mylist/28123002
<マル激・後半>5金スペシャル・あなたはそのサプリの中身を知っていますか/田村忠司氏(ヘルシーパス代表取締役社長)
多くの人が飲んでいるサプリメント。日本では少なくとも20歳以上の人口の3割以上の人がサプリを利用しているそうだ。しかもその市場は年々拡大しており、今やサプリメントを含む健康食品市場の規模は1兆円とも2兆円とも言われている。しかし、日常的に身体に取り込んでいるものであるにもかかわらず、ことサプリに関してはどういうわけかその中身やリスクについて正しい知識を持って飲んでいる人は意外に少ない。
小林製薬の紅麹食害事件では、問題となったサプリメントが機能性表示食品の届け出をしていたことから、機能性表示食品制度の見直しがしきりと取り沙汰されていて、政府は5月31日、被害報告の義務付けを含む対応方針を取りまとめている。確かに機能性表示食品という制度は、消費者に対する実態以上の権威付けになっているという意味で問題が多いが、かといってサプリの中には必ずしも機能性表示食品のお墨付きを得ていないものも多い。実際、サプリを飲んでいる人の多くは、それが機能性表示食品としての届け出がされているかどうかには必ずしもこだわっていないようにも見える。どちらかというと、有名人などが語る広告文句に乗せられて買っている人や、場合によっては効くかどうかは度外視して、自身の生活スタイルに対する免罪符や気休めとして飲んでいる人が多いのではないか。
医療機関に特化したサプリメントを製造販売している「ヘルシーパス」社長の田村忠司氏は、現在市場に出回っているサプリには問題が多すぎると指摘する。まず、ほとんどのサプリは、有効成分は1%程度しか含まれておらず、残る99%は添加物であることを認識する必要がある。わざわざお金を払って添加物を買っているのだ。さらに、サプリに含まれている栄養素には科学的根拠が希薄だったり効果が怪しいものも多い。また、実際に表示されている分量の有効成分が含まれているかどうかも、確認のしようがない。
また、サプリによっては実際に表示されているだけの有効成分が含まれている場合もあるが、それを毎日摂取したり他の薬と併せて摂ることによって、アレルギーなど予期せぬ副作用が生じる場合もある。
東京都が毎年行っている健康食品の試買調査では、店頭で売られている44品目のうち26品目に、不適正な表示・広告が見られたという。インターネットの通信販売にいたっては、81品目中79品目に問題のある表示が見つかっている。
例えば、飲むだけで痩せるとか、膝の痛みが治るなどといった過大広告が蔓延する中、われわれ消費者は何に気をつければいいのか。田村氏は、まずサプリのパッケージをよく見て購入することが重要だと言う。パッケージの裏側を見れば、栄養素の種類や配合量、添加物の有無などほとんどの重要なことは分かるようになっている。実際、多くの人が表に書かれている効果の部分は見ていても、裏側の成分表示はほとんど見ていないのではないか。その意味では買う前にパッケージを確認することができないテレビショッピングでの購入は問題が多いと田村氏は警鐘を鳴らす。また、「医療機関向けサプリ」と謳っていながら一般向けに販売していたり、「ドクターズサプリ」と言いながら医師の関与なしに販売していないかについてもチェックする必要があるという。広告で平気で嘘をつくような会社が、製造過程でお金をかけてきちんと温度管理をしたり、不要な添加物を減らす努力をしているとは到底思えない。
たとえ無駄だとしても、サプリを飲むことで安心感や満足感が得られるなら、それはそれでいいではないかという議論もあるのかもしれない。プラシーボ効果というものもあり得る。しかし、その一方で、サプリには医薬品と変わらないほどの効果を持つ成分が含まれている場合もある。例えば、昨今問題になっている紅麹サプリについては、アメリカの医薬品にも使われているモナコリンKが含まれていて、実際にコレステロールを低減する効果が期待できると考えられているのだ。今回は死亡事故が起きたことでようやく社会も問題視するようになったが、死亡事故にまで至らない副作用が起きている事例は実際には多いはずだと田村氏は言う。
またメディアの責任も重大だ。地上波やBS、CSでひっきりなしに流れている健康食品やサプリのテレビショッピングは、売り上げの大半が放送局に電波料として入る仕組みになっているものが多く、放送局としてはサプリの問題を殊更に取り上げたくない事情がある。紙媒体でもサプリの広告出稿量は多く、メディア側の大人の事情として、死亡事故でも起きない限りあえてサプリの問題を取り上げようという動機は起きにくい。
サプリというのは、有効成分がほとんど入っていなかったり科学的根拠が希薄なため、ほとんど効かないものは効かないもので、そんな添加物の塊のようなものをメディアが喧伝し、消費者に年間兆円単位のおカネを費やさせていていいのかという問題もあるが、逆に効くものは効くもので、医師の指導なく服用することにはそれ相応の危険が伴う。
市場に出回るサプリの危険性や自分にとって効くサプリと効かないサプリの見分け方、われわれの多くがついついサプリを頼りたくなってしまう心理の背景にある不全感や焦燥感、孤独感などの正体について、ヘルシーパス代表取締役社長の田村忠司氏と、ジャーナリストの神保哲生、社会学者の宮台真司が議論した。
前半はこちら→so43862199
(本記事はインターネット放送局『ビデオニュース・ドットコム』の番組紹介です。詳しくは当該番組をご覧ください。)
<マル激・前半>5金スペシャル・あなたはそのサプリの中身を知っていますか/田村忠司氏(ヘルシーパス代表取締役社長)
多くの人が飲んでいるサプリメント。日本では少なくとも20歳以上の人口の3割以上の人がサプリを利用しているそうだ。しかもその市場は年々拡大しており、今やサプリメントを含む健康食品市場の規模は1兆円とも2兆円とも言われている。しかし、日常的に身体に取り込んでいるものであるにもかかわらず、ことサプリに関してはどういうわけかその中身やリスクについて正しい知識を持って飲んでいる人は意外に少ない。
小林製薬の紅麹食害事件では、問題となったサプリメントが機能性表示食品の届け出をしていたことから、機能性表示食品制度の見直しがしきりと取り沙汰されていて、政府は5月31日、被害報告の義務付けを含む対応方針を取りまとめている。確かに機能性表示食品という制度は、消費者に対する実態以上の権威付けになっているという意味で問題が多いが、かといってサプリの中には必ずしも機能性表示食品のお墨付きを得ていないものも多い。実際、サプリを飲んでいる人の多くは、それが機能性表示食品としての届け出がされているかどうかには必ずしもこだわっていないようにも見える。どちらかというと、有名人などが語る広告文句に乗せられて買っている人や、場合によっては効くかどうかは度外視して、自身の生活スタイルに対する免罪符や気休めとして飲んでいる人が多いのではないか。
医療機関に特化したサプリメントを製造販売している「ヘルシーパス」社長の田村忠司氏は、現在市場に出回っているサプリには問題が多すぎると指摘する。まず、ほとんどのサプリは、有効成分は1%程度しか含まれておらず、残る99%は添加物であることを認識する必要がある。わざわざお金を払って添加物を買っているのだ。さらに、サプリに含まれている栄養素には科学的根拠が希薄だったり効果が怪しいものも多い。また、実際に表示されている分量の有効成分が含まれているかどうかも、確認のしようがない。
また、サプリによっては実際に表示されているだけの有効成分が含まれている場合もあるが、それを毎日摂取したり他の薬と併せて摂ることによって、アレルギーなど予期せぬ副作用が生じる場合もある。
東京都が毎年行っている健康食品の試買調査では、店頭で売られている44品目のうち26品目に、不適正な表示・広告が見られたという。インターネットの通信販売にいたっては、81品目中79品目に問題のある表示が見つかっている。
例えば、飲むだけで痩せるとか、膝の痛みが治るなどといった過大広告が蔓延する中、われわれ消費者は何に気をつければいいのか。田村氏は、まずサプリのパッケージをよく見て購入することが重要だと言う。パッケージの裏側を見れば、栄養素の種類や配合量、添加物の有無などほとんどの重要なことは分かるようになっている。実際、多くの人が表に書かれている効果の部分は見ていても、裏側の成分表示はほとんど見ていないのではないか。その意味では買う前にパッケージを確認することができないテレビショッピングでの購入は問題が多いと田村氏は警鐘を鳴らす。また、「医療機関向けサプリ」と謳っていながら一般向けに販売していたり、「ドクターズサプリ」と言いながら医師の関与なしに販売していないかについてもチェックする必要があるという。広告で平気で嘘をつくような会社が、製造過程でお金をかけてきちんと温度管理をしたり、不要な添加物を減らす努力をしているとは到底思えない。
たとえ無駄だとしても、サプリを飲むことで安心感や満足感が得られるなら、それはそれでいいではないかという議論もあるのかもしれない。プラシーボ効果というものもあり得る。しかし、その一方で、サプリには医薬品と変わらないほどの効果を持つ成分が含まれている場合もある。例えば、昨今問題になっている紅麹サプリについては、アメリカの医薬品にも使われているモナコリンKが含まれていて、実際にコレステロールを低減する効果が期待できると考えられているのだ。今回は死亡事故が起きたことでようやく社会も問題視するようになったが、死亡事故にまで至らない副作用が起きている事例は実際には多いはずだと田村氏は言う。
またメディアの責任も重大だ。地上波やBS、CSでひっきりなしに流れている健康食品やサプリのテレビショッピングは、売り上げの大半が放送局に電波料として入る仕組みになっているものが多く、放送局としてはサプリの問題を殊更に取り上げたくない事情がある。紙媒体でもサプリの広告出稿量は多く、メディア側の大人の事情として、死亡事故でも起きない限りあえてサプリの問題を取り上げようという動機は起きにくい。
サプリというのは、有効成分がほとんど入っていなかったり科学的根拠が希薄なため、ほとんど効かないものは効かないもので、そんな添加物の塊のようなものをメディアが喧伝し、消費者に年間兆円単位のおカネを費やさせていていいのかという問題もあるが、逆に効くものは効くもので、医師の指導なく服用することにはそれ相応の危険が伴う。
市場に出回るサプリの危険性や自分にとって効くサプリと効かないサプリの見分け方、われわれの多くがついついサプリを頼りたくなってしまう心理の背景にある不全感や焦燥感、孤独感などの正体について、ヘルシーパス代表取締役社長の田村忠司氏と、ジャーナリストの神保哲生、社会学者の宮台真司が議論した。
後半はこちら→so43862135
(本記事はインターネット放送局『ビデオニュース・ドットコム』の番組紹介です。詳しくは当該番組をご覧ください。)
<マル激・前半>人を不健康にする健康食品のリスクをそろそろ真剣に考えませんか/松永和紀氏(科学ジャーナリスト)
そもそも健康食品とは何なのか。実はこの問いには誰も答えられない。なぜならば、そもそも健康食品には法的な定義など存在しないからだ。
その一方で、ほとんど効果がないばかりか実際には人体に有害になり得る商品が、「健康食品」の名で日々、大量に売られている。
紅麹を使ったサプリメントによる中毒は、これまでに5人が死亡し270人もの入院者を出す、未曽有の食害事件となっている。医療機関の受診者も1,541人にのぼり、海外でも影響が出ているという。
小林製薬の紅麹コレステヘルプの中毒については、現時点ではまだ原因が特定されていない。しかし、食品安全に詳しい識者の多くが、健康食品産業が野放図に膨張する中で、今回のような事故が起きるのは時間の問題だったと口を揃える。
繰り返すが、そもそも「健康食品」には法律上の定義がない。人が口から摂取するものとしては医薬品と食品があるが、両者は異なる法律によって厳格に区別されていて、認可の基準も大きく異なる。薬機法(旧薬事法)によって厳しく管理されている医薬品と異なり、食品は法的には認可を必要としない。錠剤のサプリメントなどは素人目には限りなく薬に近い存在に見えるかもしれないが、法的にはあくまで食品だ。今回問題となっている小林製薬の紅麹を使ったサプリメントも、医薬品ではなく食品だ。なので今回の事故は薬害ではなく、食害もしくは食中毒ということになる。
食品を売るためには認可などを必要としないが、その分、通常の食品は健康効果を謳うことが薬機法によって禁じられている。ところが1980年代以降の世界的な健康ブームの高まりの中、日本でも特定の食品に健康上の効果を表示して売り出したいという業界からの強い要請があがるようになった。それを受けて政府はまず1991年に食品の中に「特定保健用食品」というカテゴリーを設け、一定の基準を満たした食品については、健康上の効果を謳うことができるようになった。いわゆるトクホである。
トクホというカテゴリーが設けられたことで、許可を得た食品は健康上の効果を謳うことが可能になったが、トクホの認定を受けるためには通常10年の年月と億単位のコストがかかるとされ、そのハードルは決して低いものではなかった。現実的には大手企業でなければトクホの認定を取得することは困難だった。
しかし、2015年に規制緩和を旗印に掲げる安倍政権の下、アベノミクスの一環として新たな食品のカテゴリーとして「機能性表示食品」というものが導入された。これはトクホよりも遥かに簡単な手続きでメーカーが健康食品の効果を謳うことを可能にする制度で、企業がガイドラインに則って効果や安全性を確認し、書類を消費者庁に提出すれば、機能性表示食品となり製品の健康上の効果を謳えるというもの。届け出された書類については消費者庁は形式的な確認しか行わず、よってその内容にも責任を負わない。
機能性表示食品制度の導入によって、国の審査を通過する必要があるトクホに比べて企業は遥かに簡単に商品の健康上の効果を謳えるようになり、これによって売り上げも爆発的に伸びたため、機能性表示食品が市場に溢れるようになった。1991年に導入されたトクホが33年間で1,054件しか認められていないのに対し、機能性表示食品の件数は導入から僅か9年間で6,752件にのぼっている。機能性表示食品制度の導入によって、トクホではとても手が届かなかった中小企業でも健康食品市場への参入が可能になったのだ。
小林製薬の紅麹コレステヘルプもラベルで大きく「悪玉コレステロールを下げる」「L/H比を下げる」と謳っているが、これはこの商品が機能性表示食品としての届け出をしているから許されたものだった。
しかし、機能性表示食品の制度が導入された当初から、科学的な根拠のない健康効果を謳う商品が乱造され、いずれはそれが健康被害を生む可能性があることが懸念されていた。機能性表示食品の届け出をするためには、一応その効果の根拠となる論文を添付しなければならないことになっているが、何とその論文がどの程度権威や信頼性のあるものなのかは問われていないのだ。
科学的な根拠が希薄で、生産管理についても国は一切関与していないが、それでも商品のラベルには大々的に健康上の効果を謳うことができる。多くの消費者は当然それを信じ込み、中には毎日その「食品」を一生懸命に摂り続ける人もいるだろう。今回の紅麹食害はそうした中で起きた、いわば起きるべくして起きた健康食品の食害事件だったのだ。
科学ジャーナリストの松永和紀氏は、食品の特定の成分を抽出してそれをサプリメントの形で摂ることのリスクを強調する。栄養は食品として他のものと一緒にバランスよく摂ることによって効果が生まれるものが多い。食品の特定の成分を抽出・濃縮して摂取すれば、より高い効果が期待できるという性格のものではない。ましてやサプリメントは毎日摂取されることが多いため、特定の物質だけを過剰摂取することになりやすく、健康上のリスクが懸念されると言う。
紅麹コレステヘルプによる食害が起きるべくして起きた事件だと言われる理由は何なのか。そもそも健康食品とは何で、なぜ十分な科学的エビデンスに基づかない効果を謳った商品がこれだけ大量に売られているのか。健康食品ブームを引き起こした健康に対する不安はどこから来ているのかなどについて、松永和紀氏とジャーナリストの神保哲生、社会学者の宮台真司が議論した。(松永氏より、今回の番組内の氏の発言は所属する組織の見解を示すものではなく松永氏のジャーナリストとしての見解であることを付記してほしい旨の申し入れがありましたので、ここに追記いたします。)
後半はこちら→so43776271
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SATORISM TV LIVE.126「初のゲスト生配信!悪意のない大暴言スペシャル‼佐々木みのり先生登場!」【前編】
最新情報
♡NEW!!有料会員制「SATORISM GOLDEN TV」リニューアルしました!
入会リンク https://nicochannel.jp/satorism-premium/
■イベント情報
☆NEW‼ WCHjapan佐々木みのり先生コラボ講演会vol.3 東京で開催決定!
パンデミック条約批准間近!何としても阻止しなければなりません!
皆さんに情報拡散をご協力いただく為のコラボ講演会です。
講演会のご予約 https://0428talk.peatix.com/
オンライン視聴のご予約 https://0428online.peatix.com/
懇親会のご予約 https://0428party.peatix.com/
☆NEW‼ 有名YouTuberリッキー社長とのコラボ講演会が決定!超レア企画!
2024年4月27日(土) 群馬県高崎市
『SATORISM TV&リッキー社長 今さら聞け!YouTuberが教えるみんなが知りたい日本の残り時間』
頭脳明晰な情報収集と分析のプロ YouTubeでお馴染みのリッキー社長と生で会えるチャンスです!
YouTube配信なので普段の動画では言えないことだらけのリッキー社長が何を語ってくれるのか?
講演会チケット https://0427takasaki-seminar.peatix.com
懇親会チケット https://0427takasaki-reception.peatix.com
☆NEW!! サトリズム歴史考察シリーズ「古代核戦争論:神々を滅ぼした神~10万年の昔、なぜ神々は姿を消したのか?~」
2024年4月13日(土) 13:30~16:55
会場:東京都北区王子 北とぴあ
チケットのご予約はコチラ https://peatix.com/event/3864053
世界にはなぜ多神教の宗教と一神教の宗教があるのか?基本的には多くの宗教が一神教です。その秘密は、約10万年前の2度の核戦争にあります。
サトリズムの歴史考察講演会は常に「非常識」な情報や考察を提供しておりますが、極めて真理・真実に近い情報源を元に考察しております。
現在、私たちが信奉する神様は、その昔、他の多くの神々を討ち滅ぼしてきました。
私たちの信奉する神様は、私たちが思っているような神様ではないのです。
2024.3.31リチャード・コシミズ新型 コロナウイルス戦争672
•2024.3.31リチャード・コシミズ新型•コロナウイルス戦争672
•紅麹サプリ摂取者は、今後、続々と腎不全で死ぬのか?•ワクチン接種者なら死ぬ恐れ大。高脂血症治療薬常用+ワクチン接種でも同じリスクあり。元凶はスタチンとmRNA成分の相乗作用。厚労省は真相を隠し、小林製薬に責任転嫁して、ワクチンの毒性を誤魔化すのに必死。この機会に殺人ワクチンの正体を知ってください!イベルメクチンで早急に毒ワクチン成分を解毒して生還してください!
2024.4.10リチャード・コシミズ新型コロナウイルス戦争674
•2024.4.10チャード・コシミズ•新型コロナウイルス戦争674
•ビル・ゲイツの言いなりでSDG‘sを推進し、馬鹿の乗るEVを駆り、太陽光発電のために山を丸裸にし、昆虫を食い、ゴキブリミルクを飲み、ユダヤ人麻薬中毒者ゼレンスキーを礼賛し、英雄プーチン氏を憎み、大喜びで殺人ワクチンを打って死んでいく皆さん、こんにちは。今、真実に覚醒すれば、かろうじて生き残れますよ。タイムリミットは、今年ですよ。
貴方が感じた違和感は90%以上正しい!マッチを擦り消えてしまっている心の火を灯せ!【後編】
CBCニュース【CBCテレビ公式】
https://www.youtube.com/@cbctv_news
・我那覇雅子チャンネル
https://www.youtube.com/@masakoganaha
3/13(水)21:30〜【生配信】生物兵器研究専門の医師が警告 パンデミック条約の危険性の全編
https://www.youtube.com/live/lz81Q3epKjk?si=PefszF6tOW5cc5-d
・必見 【特別番組】日本人はグローバリズムといかに戦うか?[桜R6/3/26] https://www.youtube.com/live/lTlvsuMzfGA?si=EudI9rnf-eVx2WLq
・深田萌絵TV https://www.youtube.com/@FukadaMoeTV
深田萌絵の猫生会議 提供:株式会社GMI https://ch.nicovideo.jp/fukadamoe?ref=pc_mypage_follow_channel
深田萌絵note
https://note.com/fukadamoet
書籍 https://x.gd/4x01N
・原口一博チャンネル
https://www.youtube.com/@kharaguchi
・林千勝 / 月刊インサイダーヒストリー
https://www.youtube.com/@hayashichikatsu
The Real Anthony Fauci 人類を裏切った男 (上)巨大製薬会社の共謀と医療の終焉 / (中)アンソニー・ファウチの正体と大統領医療顧問トップの大罪 / (下)ビル・ゲイツの正体と医療植民地プロジェクト https://www.trannet.co.jp/works/view/13943
・藤江@日本人、謎の大量死※コロナでは説明できない
https://twitter.com/JINKOUZOUKA_jp
・及川幸久【X NEWS】WISDOM BOOKS 新刊Amazon【カテゴリー】1位!
https://twitter.com/oikawa_yukihisa
私(にんにん)はこれらを含む動画で一切収益活動は行っておりません。
サポーターの方々いつも応援ありがとうございます。
感謝致します。
得られた収益は全て、こういった問題に果敢に取り組んでおられる団体様、個人の活動家の皆さまへ
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今後ともどうぞ宜しくお願い申し上げます。
SATORISM TV LIVE.124「麻疹ワクチンの中には何が入っているのか?って話」
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入会リンク https://nicochannel.jp/satorism-premium/
■イベント情報
☆NEW!!2024年3月30日SATORISM TV TALK&LIVE in京都「変な本能寺の変」お花見編
横浜での講演「変な本能寺の変」が大好評につき京都でも開催決定しました!
※京都四条御池通の本能寺への現地訪問あり!
※LIVEはゲストミュージシャンを迎えて行います!
チケット予約はコチラ https://ws.formzu.net/dist/S128055533/
☆NEW!! サトリズム歴史考察シリーズ「古代核戦争論:神々を滅ぼした神~10万年の昔、なぜ神々は姿を消したのか?~」
2024年4月13日(土) 13:30~16:55
会場:東京都北区王子 北とぴあ
チケットのご予約はコチラ https://peatix.com/event/3864053
世界にはなぜ多神教の宗教と一神教の宗教があるのか?基本的には多くの宗教が一神教です。その秘密は、約10万年前の2度の核戦争にあります。
サトリズムの歴史考察講演会は常に「非常識」な情報や考察を提供しておりますが、極めて真理・真実に近い情報源を元に考察しております。
現在、私たちが信奉する神様は、その昔、他の多くの神々を討ち滅ぼしてきました。
私たちの信奉する神様は、私たちが思っているような神様ではないのです。
ご参加お待ちしております。
【2024年03月31日 :「 リチャード・コシミズ『 Internet Lecture 』⦅ ニコニコ生放送『 LIVE 』⦆⦅ 改良版 ⦆」】
「 テーマ : 新型コロナウイルス戦争 672 」
「『 紅麹サプリ摂取者 』は、今後、続々と『 腎不全 』で死ぬのか?
『 ワクチン接種者 』なら『 死ぬ恐れ大 』。『 高脂血症治療薬常用 』+『 ワクチン接種 』でも同じ
リスクあり。元凶は『 スタチン 』と『 mRNA成分 』の相乗作用。『 厚労省 』は真相を隠し、『 小
林製薬 』に『 責任転嫁 』して、『 ワクチンの毒性 』を誤魔化すのに必死。この機会に、『 殺人ワク
チンの正体 』を知って下さい!『 イベルメクチン 』で、早急に、『 毒ワクチン成分 』を『 解毒 』し
て『 生還 』して下さい 」
◐『 イベルメクチン・アビガン服用後 』の体験談等をお寄せ下さい。RK
E-mail : [email protected]
◐ リチャード・コシミズ・チャンネル『⦅ ニコニコ チャンネル ⦆』
https://ch.nicovideo.jp/richardkoshimizu
◐ リチャード・コシミズ『 ニコニコ生放送⦅ LIVE ⦆』
https://www.nicovideo.jp/user/120930363/live_programs
2024.4.6リチャード・コシミズ新型 コロナウイルス戦争673
•2024.4.6リチャード・コシミズ新型•コロナウイルス戦争673
•2024年秋、ゾンビ社会が誕生する。•周到な準備対策をとったものだけが•生き残る。そして、再建に立ち上がる。
24・4・9夜 今日現在 まだAmazonで 小林製薬納豆キナーゼ買えます。国民の手で 小林製薬を守れ。
政府に 逆らえ!小林製薬ナットキナーゼ購買運動だ。これが国民の闘い方。
24・4・7朝 文春 新潮の小林製薬会長 人権攻撃記事 やっぱりたかが週刊誌なのか?
週刊誌 買わない 読まない佐々木の判断が正しい!マスゴミの落ちっぷり!マスゴミはやっぱりゴミ。ゴミはどこまで行ってもゴミでしか無い。
24・4・3朝 ワクチン製造を断った 小林製薬
ワクチン製造を断った小林製薬 だから倒産させようとしている。日本朝鮮政府の陰謀だ。