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Fateでたどる世界史 ギルガメッシュ⑴ 【fate/grand order】【世界史】【歴史】【過労死王】
http://blog.livedoor.jp/yusuke1138/
Fateシリーズをモチーフに歴史を勉強しようという企画になります(^^)
思いつくままに制作していく予定です!
イスカンダル編→https://www.nicovideo.jp/watch/sm36551820
★今回の世界史関連事項★
メソポタミア文明
① シュメール人:系統不明
・ウル、ウルクなど都市国家(前3000年頃)
・楔形〔くさびがた〕文字
:粘土板に記す。英 ローリンソンが解読
月の満ち欠けによる太陰暦、1週7日制
② セム語系遊牧民
・アッカド人:サルゴン1世がメソポタミア統一(前24世紀)
・アムル人の古バビロニア王国
・ハンムラビ法典:復讐法と身分法
③ インド=ヨーロッパ(印欧)語系遊牧民
・馬に引かせる戦車(二輪馬車)を使用
・ヒッタイト: 鉄器を独占、古バビロニア征服(前16世紀)
→エジプト新王国(ラメス2世)とシリアで戦う
④ 「海の民」の侵入(前1200頃)・・・ヒッタイト滅亡、エジプトがシリアから撤退
⑤ 地中海東岸のセム語系3民族
・フェニキア人・・・シドン、ティルスを拠点に海洋貿易
・アラム人・・・ダマスクスを拠点に内陸貿易
・ヘブライ人(ユダヤ人)
⑥ ヘブライ人(ユダヤ人)
・モーセ・・・出エジプト。ヤハウェ神の一神教を確立(前13世紀ごろ)
・ダヴィデ王・・・都イェルサレム建設
・ソロモン王がヤハウェの神殿を建設
→北のイスラエル王国、南のユダ王国に分裂(前1000年頃)
⑦ アッシリア・・・セム語系、都ニネヴェ
・イスラエル、エジプトを征服し、オリエントを統一(前7世紀前半)
⑧ 4王国(前612~)・・・アッシリアから独立
・印欧語系・・・リディア(最古の金属貨幣)、メディア
・セム語系・・・新バビロニア(カルデア人)
→ユダ王国を滅ぼし、バビロン捕囚
・エジプト・・・サイス朝
東京・横浜の方↓
★チャンネル主が家庭教師やってます!(^^)/
お申し込みは[email protected]へ!現在の学習状況・希望の教科などを文面に記入していただければと思います☺
Fateでたどる世界史 ギルガメッシュ⑵ 【fate/grand order】【世界史】【歴史】【過労死王】
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★今回の世界史関連事項★
メソポタミア文明
① シュメール人:系統不明
・ウル、ウルクなど都市国家(前3000年頃)
・楔形〔くさびがた〕文字
:粘土板に記す。英 ローリンソンが解読
月の満ち欠けによる太陰暦、1週7日制
② セム語系遊牧民
・アッカド人:サルゴン1世がメソポタミア統一(前24世紀)
・アムル人の古バビロニア王国
・ハンムラビ法典:復讐法と身分法
③ インド=ヨーロッパ(印欧)語系遊牧民
・馬に引かせる戦車(二輪馬車)を使用
・ヒッタイト: 鉄器を独占、古バビロニア征服(前16世紀)
→エジプト新王国(ラメス2世)とシリアで戦う
④ 「海の民」の侵入(前1200頃)・・・ヒッタイト滅亡、エジプトがシリアから撤退
⑤ 地中海東岸のセム語系3民族
・フェニキア人・・・シドン、ティルスを拠点に海洋貿易
・アラム人・・・ダマスクスを拠点に内陸貿易
・ヘブライ人(ユダヤ人)
⑥ ヘブライ人(ユダヤ人)
・モーセ・・・出エジプト。ヤハウェ神の一神教を確立(前13世紀ごろ)
・ダヴィデ王・・・都イェルサレム建設
・ソロモン王がヤハウェの神殿を建設
→北のイスラエル王国、南のユダ王国に分裂(前1000年頃)
⑦ アッシリア・・・セム語系、都ニネヴェ
・イスラエル、エジプトを征服し、オリエントを統一(前7世紀前半)
⑧ 4王国(前612~)・・・アッシリアから独立
・印欧語系・・・リディア(最古の金属貨幣)、メディア
・セム語系・・・新バビロニア(カルデア人)
→ユダ王国を滅ぼし、バビロン捕囚
・エジプト・・・サイス朝
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Fateでたどる世界史 ギルガメッシュ⑶ 【fate/grand order】【世界史】【歴史】【過労死王】
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イスカンダル編→https://www.nicovideo.jp/watch/sm36551820
★今回の世界史関連事項★
メソポタミア文明
① シュメール人:系統不明
・ウル、ウルクなど都市国家(前3000年頃)
・楔形〔くさびがた〕文字
:粘土板に記す。英 ローリンソンが解読
月の満ち欠けによる太陰暦、1週7日制
② セム語系遊牧民
・アッカド人:サルゴン1世がメソポタミア統一(前24世紀)
・アムル人の古バビロニア王国
・ハンムラビ法典:復讐法と身分法
③ インド=ヨーロッパ(印欧)語系遊牧民
・馬に引かせる戦車(二輪馬車)を使用
・ヒッタイト: 鉄器を独占、古バビロニア征服(前16世紀)
→エジプト新王国(ラメス2世)とシリアで戦う
④ 「海の民」の侵入(前1200頃)・・・ヒッタイト滅亡、エジプトがシリアから撤退
⑤ 地中海東岸のセム語系3民族
・フェニキア人・・・シドン、ティルスを拠点に海洋貿易
・アラム人・・・ダマスクスを拠点に内陸貿易
・ヘブライ人(ユダヤ人)
⑥ ヘブライ人(ユダヤ人)
・モーセ・・・出エジプト。ヤハウェ神の一神教を確立(前13世紀ごろ)
・ダヴィデ王・・・都イェルサレム建設
・ソロモン王がヤハウェの神殿を建設
→北のイスラエル王国、南のユダ王国に分裂(前1000年頃)
⑦ アッシリア・・・セム語系、都ニネヴェ
・イスラエル、エジプトを征服し、オリエントを統一(前7世紀前半)
⑧ 4王国(前612~)・・・アッシリアから独立
・印欧語系・・・リディア(最古の金属貨幣)、メディア
・セム語系・・・新バビロニア(カルデア人)
→ユダ王国を滅ぼし、バビロン捕囚
・エジプト・・・サイス朝
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Fateでたどる世界史 ギルガメッシュ完全版【fate/grand order】【世界史】【歴史】【過労死王】
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イスカンダル編→https://www.nicovideo.jp/watch/sm36551820
★今回の世界史関連事項★
メソポタミア文明
① シュメール人:系統不明
・ウル、ウルクなど都市国家(前3000年頃)
・楔形〔くさびがた〕文字
:粘土板に記す。英 ローリンソンが解読
月の満ち欠けによる太陰暦、1週7日制
② セム語系遊牧民
・アッカド人:サルゴン1世がメソポタミア統一(前24世紀)
・アムル人の古バビロニア王国
・ハンムラビ法典:復讐法と身分法
③ インド=ヨーロッパ(印欧)語系遊牧民
・馬に引かせる戦車(二輪馬車)を使用
・ヒッタイト: 鉄器を独占、古バビロニア征服(前16世紀)
→エジプト新王国(ラメス2世)とシリアで戦う
④ 「海の民」の侵入(前1200頃)・・・ヒッタイト滅亡、エジプトがシリアから撤退
⑤ 地中海東岸のセム語系3民族
・フェニキア人・・・シドン、ティルスを拠点に海洋貿易
・アラム人・・・ダマスクスを拠点に内陸貿易
・ヘブライ人(ユダヤ人)
⑥ ヘブライ人(ユダヤ人)
・モーセ・・・出エジプト。ヤハウェ神の一神教を確立(前13世紀ごろ)
・ダヴィデ王・・・都イェルサレム建設
・ソロモン王がヤハウェの神殿を建設
→北のイスラエル王国、南のユダ王国に分裂(前1000年頃)
⑦ アッシリア・・・セム語系、都ニネヴェ
・イスラエル、エジプトを征服し、オリエントを統一(前7世紀前半)
⑧ 4王国(前612~)・・・アッシリアから独立
・印欧語系・・・リディア(最古の金属貨幣)、メディア
・セム語系・・・新バビロニア(カルデア人)
→ユダ王国を滅ぼし、バビロン捕囚
・エジプト・・・サイス朝
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東方西洋史 第三十三回 ユダ王国
ユダ王国・・・と見せかけて預言者やヤハウェ信仰の変遷を題材にした東方2次創作のゆっくり劇場となっています
お楽しみいただければ幸いです
前⇒sm37978121
次⇒sm38121049
マイリスト⇒mylist/67155423
東方西洋史 第三十四回 申命記改革
ユダ王国末期に行われた申命記改革を題材にした東方2次創作のゆっくり劇場となっています
お楽しみいただければ幸いです
前⇒sm38044343
次⇒sm38193096
マイリスト⇒mylist/67155423
イザヤの殉教
先日、「聖書外典偽典別巻 補遺2」という書籍の中に同梱されている
「預言者イザヤの殉教と昇天」という書を読みました。
イザヤは、ユダ王国の時の王マナセによって木鋸で両断され、殉教されたのですが、
その前に”終わりの時の幻”を預言されました。
聖書外典偽典に位置付けられている書ではありますが、
黙示録やダニエル書等の預言の御言葉と符合する箇所が多々あり、大変興味深く感じました。
〇「聴くドラマ聖書」のご紹介
私も学んでいるのですが、「聴くドラマ聖書」というものが無償で提供されています。
スマートフォン、および、パソコンで聴くことができます。
(聖書を購入する必要はなく、「聴くドラマ聖書」だけで聖書を学ぶことができます。)
(参考動画)アプリの使い方動画「聴くドラマ聖書」
https://www.youtube.com/watch?v=L0CduebIzUY
(参考URL)聴くドラマ聖書 パソコン版
https://dramabiblejapan.org/
ユダ王国滅亡
第2代新バビロニア王国の王ネブカドネザル2世がエルサレムを征服する。ソロモン神殿が破壊され、得た戦利品をバビロンへ運んだ。これによりユダ王国が滅亡し、属州「イェハド」として併合された。ゼデキヤは脱出を試みたがエリコ(現在のパレスチナのヨルダン川西岸地区)の平原で捕らえられた。そして足枷を付けてリブラ(現在のシリアのホムス県)へ送られ、目の前で息子達を虐殺され、両眼をくり抜かれ、死ぬまで鎖に繋がれた。
一元化 公式HP
https://uc-4.com/
古代オリエント史❶ 世界史朗読シリーズ ~聴くだけ!実際に出題された文です☺~
http://blog.livedoor.jp/yusuke1138/
実際に大学入試で出題された文章をもとに朗読しているので、記憶の定着に有効かと思います☺
気分転換の学習手段として通勤、通学や散歩しながらでも聞いてみてください!
★今回の世界史関連事項★
メソポタミア文明
① シュメール人:系統不明
・ウル、ウルクなど都市国家(前3000年頃)
・楔形〔くさびがた〕文字
:粘土板に記す。英 ローリンソンが解読
月の満ち欠けによる太陰暦、1週7日制
② セム語系遊牧民
・アッカド人:サルゴン1世がメソポタミア統一(前24世紀)
・アムル人の古バビロニア王国
・ハンムラビ法典:復讐法と身分法
③ インド=ヨーロッパ(印欧)語系遊牧民
・馬に引かせる戦車(二輪馬車)を使用
・ヒッタイト: 鉄器を独占、古バビロニア征服(前16世紀)
→エジプト新王国(ラメス2世)とシリアで戦う
④ 「海の民」の侵入(前1200頃)・・・ヒッタイト滅亡、エジプトがシリアから撤退
⑤ 地中海東岸のセム語系3民族
・フェニキア人・・・シドン、ティルスを拠点に海洋貿易
・アラム人・・・ダマスクスを拠点に内陸貿易
・ヘブライ人(ユダヤ人)
⑥ ヘブライ人(ユダヤ人)
・モーセ・・・出エジプト。ヤハウェ神の一神教を確立(前13世紀ごろ)
・ダヴィデ王・・・都イェルサレム建設
・ソロモン王がヤハウェの神殿を建設
→北のイスラエル王国、南のユダ王国に分裂(前1000年頃)
⑦ アッシリア・・・セム語系、都ニネヴェ
・イスラエル、エジプトを征服し、オリエントを統一(前7世紀前半)
⑧ 4王国(前612~)・・・アッシリアから独立
・印欧語系・・・リディア(最古の金属貨幣)、メディア
・セム語系・・・新バビロニア(カルデア人)
→ユダ王国を滅ぼし、バビロン捕囚
・エジプト・・・サイス朝
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古代オリエント史❷ 世界史朗読シリーズ ~聴くだけ!実際に出題された文です☺~
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実際に大学入試で出題された文章をもとに朗読しているので、記憶の定着に有効かと思います☺
気分転換の学習手段として通勤、通学や散歩しながらでも聞いてみてください!
★今回の世界史関連事項★
メソポタミア文明
① シュメール人:系統不明
・ウル、ウルクなど都市国家(前3000年頃)
・楔形〔くさびがた〕文字
:粘土板に記す。英 ローリンソンが解読
月の満ち欠けによる太陰暦、1週7日制
② セム語系遊牧民
・アッカド人:サルゴン1世がメソポタミア統一(前24世紀)
・アムル人の古バビロニア王国
・ハンムラビ法典:復讐法と身分法
③ インド=ヨーロッパ(印欧)語系遊牧民
・馬に引かせる戦車(二輪馬車)を使用
・ヒッタイト: 鉄器を独占、古バビロニア征服(前16世紀)
→エジプト新王国(ラメス2世)とシリアで戦う
④ 「海の民」の侵入(前1200頃)・・・ヒッタイト滅亡、エジプトがシリアから撤退
⑤ 地中海東岸のセム語系3民族
・フェニキア人・・・シドン、ティルスを拠点に海洋貿易
・アラム人・・・ダマスクスを拠点に内陸貿易
・ヘブライ人(ユダヤ人)
⑥ ヘブライ人(ユダヤ人)
・モーセ・・・出エジプト。ヤハウェ神の一神教を確立(前13世紀ごろ)
・ダヴィデ王・・・都イェルサレム建設
・ソロモン王がヤハウェの神殿を建設
→北のイスラエル王国、南のユダ王国に分裂(前1000年頃)
⑦ アッシリア・・・セム語系、都ニネヴェ
・イスラエル、エジプトを征服し、オリエントを統一(前7世紀前半)
⑧ 4王国(前612~)・・・アッシリアから独立
・印欧語系・・・リディア(最古の金属貨幣)、メディア
・セム語系・・・新バビロニア(カルデア人)
→ユダ王国を滅ぼし、バビロン捕囚
・エジプト・・・サイス朝
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古代オリエント史❹ 世界史朗読シリーズ ~聴くだけ!実際に出題された文です☺~
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実際に大学入試で出題された文章をもとに朗読しているので、記憶の定着に有効かと思います☺
気分転換の学習手段として通勤、通学や散歩しながらでも聞いてみてください!
メソポタミア文明①
① シュメール人:系統不明
・ウル、ウルクなど都市国家
・楔形〔くさびがた〕文字
:粘土板に記す。英 ローリンソンが解読
月の満ち欠けによる太陰暦、1週7日制
② セム語系遊牧民
・アッカド人:サルゴン1世がメソポタミア統一
・アムル人の古バビロニア王国
・ハンムラビ法典:復讐法と身分法
③ インド=ヨーロッパ(印欧)語系遊牧民
・馬に引かせる戦車(二輪馬車)を使用
・ヒッタイト: 鉄器を独占、古バビロニア征服
→エジプト新王国(ラメス2世)とシリアで戦う
メソポタミア文明②
① 「海の民」の侵入(前1200頃)・・・ヒッタイト滅亡、エジプトがシリアから撤退
② 地中海東岸のセム語系3民族
・フェニキア人・・・シドン、ティルスを拠点に海洋貿易
・アラム人・・・ダマスクスを拠点に内陸貿易
・ヘブライ人(ユダヤ人)
③ ヘブライ人(ユダヤ人)
・モーセ・・・出エジプト。ヤハウェ神の一神教を確立
・ダヴィデ王・・・都イェルサレム建設
・ソロモン王がヤハウェの神殿を建設
→北のイスラエル王国、南のユダ王国に分裂
④ アッシリア・・・セム語系、都ニネヴェ
・イスラエル、エジプトを征服し、オリエントを統一
⑤ 4王国(前612~)・・・アッシリアから独立
・印欧語系・・・リディア(最古の金属貨幣)、メディア
・セム語系・・・新バビロニア(カルデア人)
→ユダ王国を滅ぼし、バビロン捕囚 〔ほしゅう〕
・エジプト・・・サイス朝
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① シュメール人:系統不明
・ウル、ウルクなど都市国家(前3000年頃)
・楔形〔くさびがた〕文字
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月の満ち欠けによる太陰暦、1週7日制
② セム語系遊牧民
・アッカド人:サルゴン1世がメソポタミア統一(前24世紀)
・アムル人の古バビロニア王国
・ハンムラビ法典:復讐法と身分法
③ インド=ヨーロッパ(印欧)語系遊牧民
・馬に引かせる戦車(二輪馬車)を使用
・ヒッタイト: 鉄器を独占、古バビロニア征服(前16世紀)
→エジプト新王国(ラメス2世)とシリアで戦う
④ 「海の民」の侵入(前1200頃)・・・ヒッタイト滅亡、エジプトがシリアから撤退
⑤ 地中海東岸のセム語系3民族
・フェニキア人・・・シドン、ティルスを拠点に海洋貿易
・アラム人・・・ダマスクスを拠点に内陸貿易
・ヘブライ人(ユダヤ人)
⑥ ヘブライ人(ユダヤ人)
・モーセ・・・出エジプト。ヤハウェ神の一神教を確立(前13世紀ごろ)
・ダヴィデ王・・・都イェルサレム建設
・ソロモン王がヤハウェの神殿を建設
→北のイスラエル王国、南のユダ王国に分裂(前1000年頃)
⑦ アッシリア・・・セム語系、都ニネヴェ
・イスラエル、エジプトを征服し、オリエントを統一(前7世紀前半)
⑧ 4王国(前612~)・・・アッシリアから独立
・印欧語系・・・リディア(最古の金属貨幣)、メディア
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→ユダ王国を滅ぼし、バビロン捕囚
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祭司のラッパで混乱し斬殺されたイスラエル王国伏兵
≈紀元前923年
初代エジプト第22王朝ファラオのシェションク1世が、騎兵60,000名と戦車1,200台の戦力でベニヤミン族の領地に侵攻する。要塞の町々を占領した後、エルサレムに進軍した。エルサレム神殿や王宮の宝物庫に有った財宝を奪い去った。レバノンの森の宮殿に有った延金の盾も奪われた。レハブアムは、代わりに青銅の盾を作る事にした。その後シェションク1世率いる軍は、イスラエル王国にも侵攻し、旧ヘブライ王国の領地はエジプト第22王朝軍に蹂躙された。預言者シェヤマはレハブアムに「貴方達は私を捨てた。私も貴方達を捨て、シェションク1世の手に渡す」とヤハウェの言葉を伝えた。するとレハブアム達は「ヤハウェは正しい」と謙った。結果、ユダ王国は滅亡を免れたもののエジプト第22王朝の属国となった。
一元化 公式HP
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ヨシャファトの宗教教育・司法制度改革による治世
≈紀元前850年
ヨシャファトが、モアブ人とアモン人が、セイル山(現在のヨルダンのアカバ県)に居たメウニム人の一部を引き連れ、エドムの方からユダ王国に攻め入り、エン・ゲディに居るとの報告を人々から受ける。ヨシャファトは恐れ、ヤハウェを求める事を決意し、国民に断食を呼びかけた。ヨシャファトは民衆を集め、ヤハウェの神殿の新しい庭の前で「私達の先祖の神、ヤハウェよ。貴方は天に居る神、異邦人の国を全て支配しておられる方ではありませんか。御手には力と勢いが有り、貴方に立ち向かう事の出来る者は居ません。私達の神よ、貴方は貴方の民イスラエルの前からこの地の先住民を追い払い、この地を貴方の友アブラハムの子孫に常しえにお与えになったではありませんか。彼らは此処に住み、此処に貴方の御名の為に聖所を建てて言いました。もし私達が裁きとして剣・疫病・飢饉等の災いに襲われたなら、この神殿にこそ御名が留められているのですから、この神殿の前で御前に立ち、苦悩の中から貴方に助けを求めて叫びます。貴方はそれに耳を傾け、救って下さい。今、アモン人・モアブ人・セイル山に居たメウニム人の人々を見て下さい。嘗てイスラエル人がエジプトの地から出て来た時、貴方は彼らの土地に入って行く事をお許しになりませんでした。その為イスラエル人は、彼らを避け、滅ぼさずにおきました。ご覧の様に、今彼らは私達に報いて、貴方が私達にお与えになったこの土地から、私達を追い出そうと攻めて来たのです。私達の神よ、彼らをお裁きにならないのですか。私達には、攻めて来るこの大軍を迎え撃つ力はなく、何を為すべきか分からず、唯貴方を仰ぐ事しか出来ません」と祈りを捧げた。するとヤハウェの霊が、民衆の中に居たレビ族のヤハジエルに臨んだ。ヤハジエルは「全てのユダよ、エルサレムの住民とヨシャファトよ、よく聞け。ヤハウェは貴方達にこう言われる。「この大軍を前にしても恐れるな。怖じけるな。これは貴方達の戦いでは無く、神の戦いである。明日敵に向かって攻め下れ。見よ、彼らはツィツの坂を上って来る。貴方達はエルエルの荒れ野の前、谷の出口で彼らに会う。その時貴方達が戦う必要は無い。堅く立って、ヤハウェが貴方達を救うのを見よ。ユダとエルサレムの人々よ、恐れるな。怖じけるな。明日敵に向かって出て行け。ヤハウェが共にいる」と」と言った。ヨシャファトは地に平伏し、全てのユダとエルサレムの住民もヤハウェの御前に伏して、ヤハウェを礼拝した。レビの子ケハトの子孫とレビの曽孫コラの子孫は立ち上がり、大声を張り上げてイスラエルの神、ヤハウェを賛美した。
一元化 公式HP
https://uc-4.com/
ユダの女王アタルヤと祭司ヨヤダのクーデタ 【革命祭】
400年以上にも渡ってダビデの家が支配し続けたユダ王国ですが、わずかに6年間だけダビデの家の生まれではない女王が統治しました。
彼女はクーデターを契機に玉座を座り、クーデターによって死にました。
参考文献
山我哲雄『聖書時代史旧約篇』岩波書店、2003年
S.ヘルマン、W.クライバー『よくわかるイスラエル史 アブラハムからバル・コクバまで』樋口進訳、教文館、2003年
旧約聖書翻訳委員会『旧約聖書Ⅰ』岩波書店、2004年
旧約聖書翻訳委員会『旧約聖書Ⅱ』岩波書店、2005年
ミルトス・ヘブライ文化研究所『ヘブライ語聖書対訳シリーズ18列王記下1』ミルトス、2010年
山我哲雄『一神教の起源 旧約聖書の「神」は何処から来たのか』株式会社筑摩書房、2013年
日本聖書協会ホームページ 聖書本文検索 2003年12月27日閲覧
https://www.bible.or.jp/read/vers_search.html
つくよみちゃんドット絵風矢印素材
https://seiga.nicovideo.jp/seiga/im11261497
「黒板にチョークで字を書く」 効果音ラボ
https://soundeffect-lab.info/
BGM
https://www.youtube.com/watch?v=3UqY4_LanYs&list=LL&index=8
ヨラムが復興させた偶像崇拝、エドム人独立
≈紀元前848年
ヨラム(ユダ王国国王)がアタルヤに唆され、以下の6名の兄弟を、ヨシャファトから相続された財産を奪う為に剣で殺害する。さらに、敵対する首長数名も殺害した。
①アザルヤ
②エヒエル
③ゼカリヤ
④アザルヤ
⑤ミカエル
⑥シェファテヤ
一元化 公式HP
https://uc-4.com/
バアル礼拝で淫行を蔓延させ、王墓埋葬をボイコットされたヨラム
≈紀元前847年
ヨラム(ユダ王国国王)が、エリヤから以下の預言の書かれた書簡を受け取る。
貴方の父祖のダビデの神であるヤハウェはこう言われる。「貴方はヨシャファトの道にも、アサの道にも歩まず、イスラエル王国国王の道に歩み、アハブの家が淫行を行わせた様に、ユダ王国とエルサレムの住民に淫行を行わせ、更には自らの兄弟達を殺害した。見よ。ヤハウェは大きな災害を以て、貴方の民、貴方の子達・貴方の妻達、そして貴方の全財産を打つ。貴方自身は、悪性の内臓の病気を患い、ついにはその病の為に、日に日に内臓が外に出て来る様になる」
一元化 公式HP
https://uc-4.com/
王位継承者を皆殺しにして即位したアタルヤ
≈紀元前842年
アハズヤ(ユダ王国国王)が、ヨラム(イスラエル王国国王)の見舞いの為、イズレエルへと向かう。そこに、イズレエルの櫓に居た一人の見張りが、イエフの軍勢がやって来るのを発見した。ヨラム(イスラエル王国国王)は「騎兵1名を選んで彼らを迎えに送り、元気かどうか尋ねさせなさい」と指示した。騎兵がイエフを迎えに行き「ヨラム(イスラエル王国国王)が、元気かどうか尋ねておられます」と言うと、イエフは「元気かどうかお前の知った事では無い。私の後ろに付いて来い」と騎兵を味方に付けた。見張りは「使者はイエフの軍勢に辿り着きましたが、帰って来ません」と報告した。そこでヨラム(イスラエル王国国王)はもう1名の騎兵を送り込んだ。送り込まれた騎兵はイエフの軍勢に辿り着き、イエフに「ヨラム(イスラエル王国国王)が、元気かどうか尋ねておられます」と言った。イエフは「元気かどうかお前の知った事では無い。私の後ろに付いて来い」とこの騎兵も味方に付けた。見張りは「使者はイエフの軍勢に辿り着きましたが、帰って来ません。しかし、車の御し方は、イエフの御し方に似ています。狂った様に御しています」と報告した。ヨラム(イスラエル王国国王)は「馬を付けよ」と命じた。馬が戦車に付けられると、ヨラム(イスラエル王国国王)とアハズヤ(ユダ王国国王)は、各々自分の戦車に乗って、イエフを迎えに行った。2人はイズレエル人ナボテの所有地でイエフと遭遇した。ヨラム(イスラエル王国国王)は「イエフ、元気か」と尋ねた。イエフは「何が元気か。貴方の母イゼベルの姦淫と呪術が盛んに行われているのに」と言った。ヨラム(イスラエル王国国王)は手綱を返して逃げ、アハズヤ(ユダ王国国王)に「裏切りだ、アハズヤ(ユダ王国国王)」と叫んだ。イエフは力一杯弓を引き絞り、ヨラム(イスラエル王国国王)の心臓を射抜いた。ヨラム(イスラエル王国国王)は戦車の中に崩れ落ちた。イエフは、侍従ビデカルに「ヨラム(イスラエル王国国王)を運んで、ナボテの所有地であった葡萄畑に投げ捨てよ。思い起こすが良い。私と貴方が馬に乗ってアハブの後に並んで従って行った時にヤハウェがヨラム(イスラエル王国国王)について宣告された「私は、昨日、ナボテの血とその子達の血を確かに見届けた─ヤハウェのお告げだ─。私は、この地所で貴方に報復する─ヤハウェのお告げだ─」という言葉を。アハズヤ(ユダ王国国王)は、ベテ・ハ・ガン(現在のイスラエル北部地区)の道へ逃走した。イエフはアハズヤ(ユダ王国国王)を追撃し「あいつも討ち取れ」と叫んだ。イエフ率いる軍は、イブレアム(現在のパレスチナ国ヨルダン川西岸地区ジェニーン県)近くのグルへ...
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アタルヤの王位を奪い刺殺させたエホヤダ、宮殿修繕を急かすヨアシュ
≈紀元前835年
エホヤダが、百人隊長5名とアタルヤの側近を呼び寄せ、秘密を守ると誓約させた上でヨアシュ(ユダ王国国王)を見せた。エホヤダは「安息日には1/3の者を宮殿の護衛に当たらせ、残る2/3は神殿の警護に当たらせよ。各々武器を持って、ヨアシュ(ユダ王国国王)の回りを囲むのだ。囲みを破ろうとする者が居たら、殺さなければならない。片時もヨアシュ(ユダ王国国王)の側を離れてはならない」と指示を出し、ユダ王国全土からレビ人を集めた。百人隊長5名は指示通りに警護に当たるレビ人達を連れて来た。エホヤダは彼らにダビデの槍や盾で武装させ、既に武器を手にしていた近衛兵は、神殿の正面に立ち、ヨアシュ(ユダ王国国王)の隠れ場所に近い祭壇の周りを囲んだ。その中にエホヤダがヨアシュ(ユダ王国国王)を連れて来て、ヨアシュ(ユダ王国国王)を王とする儀式が執り行われた。ヨアシュ(ユダ王国国王)は王冠を被り、モーセの十戒の書物を受け取って油を注がれた。レビ人達は拍手喝采し「王様万歳」と叫んだ。人々の新しい王を讃える声を聞いたアタルヤは、自分が出し抜かれた事に気付き「謀反だ、反逆だ」と絶叫して、衣を裂いて逆上した。エホヤダは、百人隊長5名に「アタルヤを連れ出せ。神殿の中で殺してはいけない。アタルヤに付く者が在れば、殺して構わない」と指示した。アタルヤは捕らえられて引き摺り出された。そして、宮殿の馬屋に連行されて刺殺された。その後、エホヤダは神殿に警護を置き、百人隊長・近衛兵・レビ人達と共に、ヨアシュ(ユダ王国国王)を神殿から連れ出して、衛兵所を経由して宮殿に入り、ヨアシュ(ユダ王国国王)を王座に着座させた。これにより、ヨアシュ(ユダ王国国王)が第8代ユダ王国国王に即位した。また、バアルの祭司マタンがバアルの祭壇の前で殺害され、バアルの祭壇と像はユダ王国民によって破壊された。
<訂正>
戒め(いましめ)
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アマツヤはエドム人の偶像を崇拝し香を焚いた
≈紀元前800年
アマツヤ率いるユダ王国軍が、エドム人の領地に攻め入り、塩の谷(現在のイスラエル南部地区ベエルシェバ付近)で10,000名のエドム人を殺害する。さらにユダ王国軍は、10,000名を捕縛して崖から突き落とし、落下したエドム人達は谷底の岩に激突し死亡した。その後、ユダ王国軍はセラ(現在のヨルダンのタフィラ県)を征圧し、地名を「ヨクテエル」と改名した。その頃、アマツヤにエフライム族の領地へ強制送還されたイスラエル王国兵は、上ベト・ホロン(現在のパレスチナ国ヨルダン川西岸地区ラマッラー・アル・ビーレ県)・下ベト・ホロンからサマリヤ(現在のイスラエル中央地区・テルアビブ地区、現在のパレスチナ国ヨルダン川西岸地区トゥールカリム県・カルキーリーヤ県・サルフィート県及びラマッラー・アル・ビーレ県)へ侵攻し、3,000名を殺害して多くの戦利品を奪い取った。アマツヤはエドム人の偶像を持参して帰還し、神々として祀り、その前に頭を下げて香を焚いた。これを受けて預言者は、アマツヤに「貴方の手から自分の民を救い出せなかったような神々を何故拝むのか」と問い質した。アマツヤは「いつ私が貴方に助言を求めたか。殺されたくなければ、黙っている事だ」と返した。預言者は「これではっきりしました。ヤハウェは貴方を滅ぼすおつもりです。貴方が偶像を拝み、私の勧めを聞こうとされないからです」と言い残して去った。
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薊の如く蹂躙されたアマツヤはラキシュで命を断たれた
≈紀元前791年
アマツヤが、相談役の意見を取り入れヨアシュ(イスラエル王国国王)に戦いを仕掛ける。ヨアシュ(イスラエル王国国王)は「レバノン山の薊がレバノン山の杉に「娘さんを息子の嫁にくれないか」と頼みました。ところが、レバノン山の野獣が通りかかり、その薊を踏み躙りました。貴方はエドム人の領地を征服した事で鼻を高くしている。悪い事は言わないから、大人しくしていなさい。下手な手出しはお止めなさい。然もないと、ユダ王国の民共々痛い目に遭いますよ」と忠告したが、アマツヤは聞き入れなかった。両軍はベト・シェメシュ(現在のイスラエルのエルサレム地区)で激突したが、ユダ王国は総崩れとなり退却し、アマツヤは捕虜となりエルサレムに連行された。アマツヤは、エルサレムの城壁を、エフライムの門から隅の門まで200mに渡って取り壊す様命じられた。さらにイスラエル王国は、神殿にあった全ての財宝と金の鉢、王宮の財宝を運び出し、オベデ・エドムを含む人質を連れてサマリヤに帰還した。
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ダビデ・ソロモン時代の領地を回復させたウジヤはツァーラアトに冒された
≈紀元前771年
ウジヤ率いるユダ王国軍が、ペリシテ人の領地に攻め入り、以下の都市の城壁を破壊する。
①ガト
②ヤブネ(現在のイスラエル中央地区)
③アシュドッド(現在のイスラエル南部地区アシュケロン郡)
その後、アシュドッドとペリシテ人の領地に町を築いた。ユダ王国軍は更に以下の都市のアラビア人を襲撃して勝利し、ウジヤの名声はエジプトまで広がり、アモン人はウジヤに貢物を納める様になった。
①グルバアル(現在のヨルダンのタフィラ県ブセイラ郡)
②メウニム(現在のヨルダンのマアーン県)
一方で、エルサレムの以下の側に塔を建てて防備を強化した。
①隅の門
②谷の門
③控え壁
更には、所有していた家畜の為に、シェフェラ(現在のイスラエルのエルサレム地区・中央地区・南部地区)・平原・荒野に塔を建てて、沢山の水溜めを掘り、ネゲヴ(現在のイスラエル南部地区)にも要塞を築いた。またウジヤは、牧畜や農耕を奨励し、カルメル山等の山々に、農業に従事する人間や葡萄の栽培人を抱えていた。軍隊は分隊に組織され、以下2名によって集計されて登録され、高官の1人であるハナニヤの指揮下に置かれた。
①秘書官エイエル
②役人マアセヤ
兵士を束ねる氏族長が2,600名で、その指揮下には307,500名の兵士が居た。ウジヤは全軍に以下の装備を持たせた。
①盾
②小槍
③兜
④鎧
⑤弓
⑥投石器の石
また、エルサレムで製造したバリスタを塔の上や城壁の隅の上に設置し、軍備を増強した。最終的にウジヤは、ダビデ・ソロモン時代の領地をほぼ取り返した。
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タンバリンを打ち鳴らし子供を焼死させたアハズ
≈紀元前734年
ヨタムが死去し、ダビデの町に先祖と共に葬られる。後任として、ヨタムの息子アハズが、第12代ユダ王国国王に即位した。アハズはヨタムとは対照的に偶像崇拝を容認し、自身も以下の神々を礼拝した。
①バアル
②モレク
③アシェラ
また、ヒンノムの谷(現在のイスラエルのエルサレム地区、パレスチナ国ヨルダン川西岸地区エルサレム県)のトフェトに偶像崇拝の祭壇を築き、産まれたばかりの乳幼児を、火の中で過熱して赤くなっている鉄の偶像の上に乗せて焼き、モレクに捧げた。その際、踊ってタンバリンを打ち鳴らし、子供の悲鳴がその父親に聞こえない様にし、父親が自分の子供の事で心を騒がせ、子供を取り返す事が無い様にした。
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アッシリアの祭壇を模倣し生贄を捧げたアハズ
≈紀元前718年
以下2名率いるアラム・イスラエル王国連合軍が、ユダ王国を力尽くで反アッシリア同盟に引き入れる為にエルサレムへ上り、アハズを包囲する。
①レツィン
②ペカ
アラムとイスラエル王国が同盟を結んだ事はダビデの家にのみ伝えられたが、やがてユダ王国全土に伝わり、国王や国民は動揺した。レツィン率いるアラム軍は、ユダ王国民の多くを捕虜として、ダマスカスへと連れ去った。更に、アラム軍はエラテを奪還し、ユダ王国民をエラテから追い出した。しかしそこにエドム人が入り、住み着いた。一方、ペカ率いるイスラエル王国軍も、大勇士ジクリが以下の人間を討つ等、1日で120,000名を殺害し、婦人と子供を合わせて200,000名を捕虜とし、大量の戦利品を携え、ユダ王国に大損害を与えた上でサマリアに帰還した。
①アハズの子マアセヤ
②宮内大臣アズリカム
③国王補佐官エルカナ
預言者オデデは、帰還したイスラエル王国軍を出迎え「ヤハウェは、ユダ王国に怒り貴方方の手にお渡しになった。ところが貴方方は、天も驚く程の残忍さで彼らを手に掛けた。しかも、ユダ王国とエルサレムから連れて来た人々を奴隷にしようとしている。そうやって、貴方方自身もヤハウェに罪を犯しているのではないか。私の言う事を聞き、同胞であるユダ王国民を家へ帰してやりなさい。さもないと、ヤハウェの燃える様な怒りが貴方方にも下る事になる」と警告した。また、エフライム族の長である以下4名もオデデと同意見であった。
①ヨハナンの子アザルヤ
②メシレモテの子ベレクヤ
③シャルムの子ヒゼキヤ
④ハデライの子アマサ
これを受けてイスラエル王国兵は、捕虜と戦利品に関し、指導者達に任せる事となった。また、アザルヤ・ベレクヤ・ヒゼキヤ・アマサは、戦利品の中に有った多くの衣服を、裸であった捕虜の婦人・子供達に配り、負傷した捕虜には油を塗って傷の手当てをし、更に以下を与えた。
①靴
②パン
③葡萄酒
また、病人や老人を驢馬に乗せ、棗椰子の町であるエリコに居る家族の下へ送り届けた。その任務に当たった兵はサマリアに帰還した。その頃、エドム人がユダ王国に侵攻し、大勢のユダ王国民を奴隷として連れ去った。預言者イザヤは、息子のシェアル・ヤシュブを連れて、アハズの前に進み出て「ヤハウェを信頼し、ヤハウェに委ねなさい。アハズに代えてタベアルの子をユダ王国国王に据え様とするレツィンとペカの計画は人間の計画であって、ヤハウェの計画では無い。従って、このタベアルの子を即位させて傀儡政権を樹立するという計画は実現しない」という主...
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雄牛・雄羊・雄の子羊・雄山羊の血を祭壇に振り掛け贖罪させたヒゼキヤ
≈紀元前716年3月
或る朝、ヒゼキヤが目を覚まし、都市の高官を招集する。ヒゼキヤ一行は、ヤハウェの家へと登った。ヒゼキヤは連れて来た以下の動物を、ユダ王国と至聖所の為に以下の品目をヤハウェの祭壇で捧げる様、祭司であるアロンの子孫に命じた。
①雄牛7頭
②雄羊7匹
③雄の子羊7匹
④雄山羊7匹
先ず雄牛を放って、その血を取って祭壇に振り掛けた。次に雄羊も同様に放って、その血を取って祭壇に振り掛けた。雄の子羊も同様に扱われた。アロンの子孫は、最後に残った雄山羊をヒゼキヤと民衆の前に連れて来て、その上に手を置いた。祭司達は雄山羊を放って、その血を取って祭壇に振り掛け、贖罪を行なった。そうしている間にヒゼキヤは、預言者から聞いた、嘗ての以下3名の命令に従い、レビ族にシンバル・弦楽器・竪琴といった、ダビデの楽器を持たせ、ヤハウェの家に立たせた。
①ダビデ
②嘗てダビデがアドラムの洞窟の中に住んでいた際、ダビデにユダ王国に帰還する様勧めた預言者ガド
③ナタン
また、祭司もラッパを持って立った。ヒゼキヤは全焼の犠牲を祭壇で捧げる様命じた。全焼の捧げ物が捧げ始められると、ヤハウェへ向けた歌が始まり、ダビデの楽器に合わせてラッパも鳴り始めた。歌が歌われ、ラッパが鳴り響く中、民衆は皆平伏していた。これは全焼の捧げ物が捧げ終わる迄続いた。捧げ物が捧げ終わると、ヒゼキヤと、共に居た人間達は皆、身を屈めて平伏した。ヒゼキヤと高官達は、嘗てダビデの詩やヤハウェからの幻を伝えたアサフの詩でヤハウェを賛美する様レビ族に命じた。レビ族は非常に喜びながら賛美を捧げ、身を屈めて平伏した。ヒゼキヤは「皆さんはヤハウェの為に取り分けられました。ヤハウェの家に犠牲と感謝の捧げ物を持って来なさい」と呼び掛けた。民衆は、犠牲と感謝の捧げ物を持参した。心から進んで行う人は皆、全焼の捧げ物を持参した。民衆が持ってきたヤハウェへの全焼の捧げ物は以下であった。
①牛70頭
②雄羊100匹
③雄の子羊200匹
また、聖なる捧げ物は以下であった。
①牛600頭
②羊3,000匹
しかし、全ての全焼の捧げ物の皮を剝ぐには祭司が足りなかったので,他の祭司達が自分を神聖なものとするまで、兄弟であるレビ族が手伝って凌いだ。レビ族は、自分を神聖なものとする事に関し、祭司よりも高い意識を持っていた。多くの全焼の捧げ物に加え、共食の犠牲の脂肪の部分や、全焼の捧げ物の為の飲み物の捧げ物があった。こうして、ヤハウェの家での奉仕は再確立された。
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誰が185,000人も殺したのか?
紀元前701年
ラキシュの包囲を継続していたセンナケリブが、ラブシャケを長とするエルサレムに降伏を要求する為の部隊を派遣する。此の部隊の中には、センナケリブの部隊所属の兵も一部含まれていた。ラブシャケは、城壁の上に居るユダ王国民に対し「ヒゼキヤは皆さんを欺いています。ヤハウェはセンナケリブの手からエルサレムを救う事は出来ません」と、センナケリブからの伝言を大声で叫んだ。更にラブシャケは、センナケリブによって征服された他の国々の神を列挙し「此れ等の神々の内、誰が領土をセンナケリブの手から救う事が出来たでしょうか」と問い掛けた。エルサレムが包囲された後、センナケリブは以下の都市を部下に支配させた。 ①エクロン ②ガザ ③アシュドッド また、エルサレムが包囲されている最中、悲しみの象徴である麻の服を着用していたヒゼキヤが、神殿にてヤハウェに懇願し、ユダ王国の頭数名をイザヤの下に遣わせる。イザヤは「センナケリブが或る噂を聞いて、自分の土地へ帰り、殺される」と預言した。
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ラブ・シャケのヤハウェを嘲弄した降伏勧告
紀元前701年
ラキシュの包囲を継続していたセンナケリブが、以下3名に大軍を率いさせ、エルサレムに降伏を要求する為の部隊を派遣する。
①タルタン
②ラブ・サリス
③ラブ・シャケ
此の部隊の中には、センナケリブの部隊所属の兵も一部含まれていた。新アッシリア帝国軍がエルサレムに到着すると、ユダ王国の以下3名が新アッシリア帝国軍の所に出て行った。
①ヒルキヤの子で宮廷長官のエルヤキム
②書記シェブナ
③史官でアサフの子ヨアフ
ラブ・シャケは、エルヤキム・シェブナ・ヨアフに対し「ヒゼキヤに伝えよ。センナケリブがこう言っておられる。「一体お前は何を拠り所にしているのか。口先だけの言葉が戦略であり戦力だと言うのか。私に反逆しているが」と」言った。続けて「今お前は、あの傷んだ葦の杖であるエジプト第25王朝を拠り所にしているが、此の国は寄り掛かる者の手を差し貫くだけだ。お前達は私に「我々は、我々の神ヤハウェに拠り頼む」と言う。其のヤハウェとは、ヒゼキヤが偶像崇拝の祭壇を撤去し、ユダ王国とエルサレムに「エルサレムに在る此の祭壇の前で拝め」と言った。そういう神ではないか」という主旨の発言をした。更に「センナケリブと賭けをしないか。もしお前達の方で乗り手を揃える事が出来るのなら、お前に2,000頭の馬を与えよう。お前達は戦車と騎兵をエジプト第25王朝に頼っているが、センナケリブの最も小さい家来で在る総督1人さえ追い返せないのだ。私がエルサレムを滅ぼす為にやって来たのはヤハウェを差し置いての事であろうか。ヤハウェが私に「此の国に攻め上って此れを滅ぼせ」と言われたのだ」と、ヤハウェの名を利用し、ユダ王国を挑発した。エルヤキム・シェブナ・ヨアフはラブ・シャケに対し「どうか僕達にはアラム語で話して下さい。我々はアラム語が分かりますから。城壁の上に居るユダ王国民が聞いている所ではユダの言葉は使わないで下さい」と言った。するとラブ・シャケは「センナケリブが此れ等の事を告げに私を遣わされたのは、ヤハウェやお前達の為だろうか。寧ろ城壁の上に座っている者達の為ではないか。彼等はお前達と一緒に、自分の糞を食らい、自分の尿を飲む事になるのだ」と言い放った。 そしてギホンの泉の側に立ち、城壁の上に居るユダ王国民に対し、ユダの言葉で「ヒゼキヤはお前達を欺いている。ヤハウェはセンナケリブの手からエルサレムを救う事は出来ない。我々に降伏せよ。そうすれば自分の葡萄・無花果・井戸の水を摂取する事が可能だ。その後私は来てお前達と同じ様な国に連行する。そこは穀物と新しい葡萄酒の地、パンと葡萄畑の地、オリーブの木と蜜の地だ。お前達が飢え死にする事が無い様にする為だ。」と、センナケリブから...
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預言者イザヤを鋸で真っ二つにする愚行を犯したマナセ
≈紀元前687年
ヒゼキヤが死去する。これにより、跡を継いだマナセが第14代ユダ王国国王に即位した。マナセは、偶像崇拝の祭壇を築き直し、アハブに倣い、バアルの為に、幾つもの祭壇を築き、アシェラ像を造り、森羅万象を拝み此れに仕えた。更に、ヤハウェの神殿に幾つもの祭壇を築き、ヤハウェの神殿に在る、祭司の庭・民の庭の2つの庭に森羅万象の為の祭壇を築いた。又マナセは、ヒンノムの谷(現在のイスラエルのエルサレム地区)で自分の子供に火の中を通らせて全焼の生贄として、異教の祭壇に献げ、サタン礼拝を行った。そして以下を行い、ヤハウェの目に悪である事を行い、いつもヤハウェを怒らせていた。
①卜占
②呪い
③霊媒
④口寄せ
更にマナセは、自身が造ったアシュラの彫像を宮殿に安置し、ユダ王国民にも異教礼拝をさせ、罪の無い人々を多数殺害し、エルサレムを死体で埋め尽くした。預言者達は「ヤハウェはこう言われる。マナセは此の様に悪を行い、其の非道ぶりは以前この地にいたエモリ人以上で、マナセはユダの民に偶像礼拝の罪を犯させた。故に、私はエルサレムとユダに災いを齎す。誰でも其れを聞く者は両耳が鳴る。私は、サマリアに使った測り縄と、アハブの家に使った錘をエルサレムの上に伸ばし、人が皿を拭い、其れを拭って伏せる様に、私はエルサレムを引っくり返す。私は、私の譲りの民の残りの者を捨て去り、彼らを敵の手に渡す。彼らは其の全ての敵の餌食となって奪い取られる。其れは、彼らの先祖達がエジプトを出た日から今日迄、私の目に悪である事を行って、私の怒りを引き起こしたからである」と、マナセとユダ王国民に警告を発した。
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ヤハウェに大往生を約束されたヨシヤ
≈紀元前622年
書記官シャファンがヨシヤに対し、祭司ヒルキヤがヤハウェの神殿で発見した「律法の書」を手渡された事を報告する。シャファンは其の場で、律法の書を読み上げた。ヨシヤは律法の言葉を聞くと、衣を引き裂き、罪の嘆きと悔い改めを表した。そして「此の見つかった書の言葉に就いて、私の為、民の為、ユダ王国全体の為に、ヤハウェの御旨を尋ねに行け。我々の先祖が此の書の言葉に耳を傾けず、我々に就いて其処に記された通りに全ての事を行わなかった為に、我々に向かって燃え上がったヤハウェの怒りは激しいからだ」と家臣達に命じた。ヒルキヤ達は、預言者フルダの下を訪れ、ヤハウェの託宣を求めた。フルダは「イスラエルの神ヤハウェはこう言われる。「貴方達を私の下に遣わせた者に言いなさい。見よ、私はヨシヤが読んだ此の書の全ての言葉の通りに、此の地と住民に災いを下す。彼等が私を捨て、他の神々に香を焚き、自分達の手で造った全てのものによって私を怒らせた為に、私の怒りは此の地に向かって燃え上がり、消える事は無い」と」と預言した。更に「ヤハウェの心を尋ねる為に貴方達を遣わせたヨシヤにこう言いなさい。貴方が聞いた言葉に就いて、イスラエルの神、ヤハウェはこう言われる。「私が此の所と其の住民に就き、其れが荒れ果て呪われたものとなると言ったのを聞いて、貴方は心を痛め、私の前に謙り、衣を裂いて泣いたので、私は貴方の願いを聞き入れた」とヤハウェは言われる。其れ故「見よ、私は貴方を先祖の数に加える。貴方は安らかに息を引き取って墓に葬られるであろう。私が此の地に下す災いの何れも、其の目で見る事は無い」と」と続けた。
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アヒカムの庇護により死刑を免れたエレミヤ
≈紀元前609年
エレミヤが、ヤハウェの神殿にて「もし民が悔い改めないなら、エルサレム神殿はシロの様になり、エルサレムは誰も住む者の無い廃墟となる」と警告する。此れを聞いた祭司・預言者・民達は、エレミヤを裁判に掛けて処刑する為にエレミヤを捕縛した。其の後、ユダ王国の首長達も此の事を聞いて、裁判が行われる、新しい門の入り口に集結した。そして、祭司・預言者達は「エレミヤは死刑に当たる」と一様に主張した。しかし、首長・民達は、以下の理由を挙げ「エレミヤは死刑に当たらない」と主張した。 ①エレミヤはヤハウェの御名によって語った ②ヒゼキヤの治世下でも預言者ミカが、同様の内容を語った事が有る ③ウリヤも同様の内容を語ったが、エホヤキムがウリヤを殺害しようとした為に、ウリヤは、エジプト第26王朝に逃亡した。しかし捕えられて連れ戻され、エホヤキムの剣によって殺害され、死体が共同墓地に捨てられた 又、ヨシヤの治世下で書記官を勤めていたシャファンの子アヒカムが、エレミヤが殺害されない様庇い、エレミヤは殺害を免れた。
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断食日にネブカドネザル2世に敗れる預言の巻物を暖炉で燃やしたエホヤキム
≈紀元前605年12月
断食日の或る日、ユダ王国全土から、神殿の儀式に参列する為に人々が上って来る。バルクは、シャファンの子で書記官のゲマルヤの事務所へ行った。此の事務所は、新しい門の入り口に近く、境内の奥の集会所の側に在った。バルクは其の事務所の食堂から、本年に完成させたエレミヤが口述した預言を記した巻物を読み上げた。ゲマルヤの子ミカヤは、バルクの言葉を聞くと、宮殿の会議室へ報告しに行った。其処には、以下の人間等が居た。
①書記官エリシャマ
②シェマヤの子デラヤ
③アクボルの子エルナタン
④ゲマルヤ
⑤ハナヌヤの子ゼデキヤ
彼らは、ミカヤの報告を聞き、バルクの口からヤハウェの言葉を聞く為、クシの子シェレムヤの子ネタヌヤの子エフディを遣わせ、バルクを呼び寄せた。バルクは応じ、彼らに直接巻物の内容を読み聞かせた。バルクが読み終えると、一同は怯えきって「是非エホヤキムのお耳に入れなければ。何はともあれ、此の言葉は何処から手に入れたのだ。エレミヤが口述したのか」と尋ねた。バルクは、エレミヤの口述通り書き写したと説明した。彼らは「バルクとエレミヤは身を隠しなさい。居場所を誰にも知らせてはいけない」と忠告し、巻物をエリシャマの部屋に隠し、エホヤキムに報告する為に出掛けた。報告を聞いたエホヤキムは、早速エフディに其の巻物を取って来させた。エフディは、エリシャマの部屋から巻物を持って来て、エホヤキムと側近達の前で読み上げた。エホヤキムは暖房設備の有る部屋の暖炉の前に座っていたが、エフディが3〜4段読み上げる度に、小刀で其の部分を切り裂き、暖炉の火の中に投げ入れた。以下3名は巻物を焼かない様にと抗議した。
①デラヤ
②エルナタン
③ゲマルヤ
しかし此の3名以外は抗議せず、感情を外に出さなかった。最終的に巻物は全て灰になってしまった。エホヤキムは、以下3名に命じ、バルクとエレミヤを逮捕させようとした。
①王子エラフメエル
②アズリエルの子セラヤ
③アブデエルの子シェレムヤ
エレミヤは再度バルクを呼び、口述した預言を巻物に記させ、翌年迄に完成させた。今回は、前回無かった以下の内容が追加された。 「ヤハウェはこう宣告する。前の巻物には、ネブカドネザル2世が此の国を荒らし、何もかも壊すと書いてあったので、お前は怒って焼いた。其処で、次の一項目をつけ加える。お前には、ダビデの王座に就く者が居なくなる。お前の死体は捨てられ、太陽の炎熱と夜の霜に晒される。私はお前と其の家族、家来達を、其々の罪の故に罰する。お前達に、又ユダ王国とエルサレムの全住民に、予告しておいた全ての災いを下す。私の警告を聞こうとしなかったからだ」
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エレミヤを泥土の中から救出したエベド・メレク
≈紀元前588年3月
エジプト第26王朝の援軍がエルサレムに到着する。此れを受けて、新バビロニア王国軍は、エルサレムの包囲を解き、撤退した。エレミヤは、其の機に乗じて、自身の出身地であるアナトテに在る所有地の相続の件でエルサレムを出た。ユダ王国民は、エレミヤが新バビロニア王国に投降すると考え、捕えた。エレミヤは、役人に打ち叩かれ、書記官ヨナタンの家の丸天井の地下牢に監禁された。其の後ゼデキヤは、エレミヤを監視の庭に移し、パン1個/日を与えた。ある日、以下4名は、エレミヤが「ヤハウェはこう言われる。エルサレムに留まる者は剣・飢饉・疫病で死ぬ。しかし、新バビロニア王国軍に投降する者は生き残る。ヤハウェはこう言われる。エルサレムは必ずネブカドネザル2世の手に落ち、占領される」と預言しているのを聞いた。
①マタンの子シェファトヤ
②マルキヤの子パシュフル
③パシュフルの子ゲダルヤ
④シェレムヤの子ユカル
軈て首長達は、ゼデキヤに「如何かエレミヤを死刑にして下さい。エレミヤの預言はエルサレムに残った兵士とユダ王国民の士気を挫いています。ユダ王国民の為の平和を願わず、寧ろ災いを望んでいるのです」と進言した。此れに対しゼデキヤは「エレミヤに関してはお前達に任せる。国王であっても、お前達の意に反しては何も出来ないのだから」と回答した。首長達はエレミヤを捕らえ、監視の庭に在る王子マルキヤの水溜めへ、綱で吊り降ろした。水溜めには泥が溜まっており、エレミヤは、泥土の中に沈んだ。宮廷に居たクシュ人のエベド・メレクは、エレミヤがマルキヤの水溜めに沈められた事を聞いた。メレクは宮廷を出て、ベニヤミン門の広場に座していたゼデキヤに「ゼデキヤ殿、首長達はエレミヤに有りと有らゆる酷い事をしています。エレミヤを水溜めに投げ込みました。エレミヤは飢えて死んでしまいます。もうエルサレムにはパンが無くなりましたから」と訴えた。ゼデキヤは「此処から30名の者を連れて行き、エレミヤが死なない内に水溜めから引き上げるが良い」と命じた。メレクは、30名を連れて宮廷へ戻り、倉庫の下から古着やぼろ切れを取って来て、其れを綱で水溜めの中のエレミヤに吊り降ろした。メレクはエレミヤに「古着とぼろ切れを脇の下に挟んで、綱に宛行いなさい」と言い、エレミヤは其の通りにした。そして、メレク達はエレミヤを引き上げる事に成功した。エレミヤは監視の庭に留め置かれた。其の後エレミヤは、エベド・メレクに対し「イスラエルの神、ヤハウェはこう言われる。『見よ、私は此のエルサレムに私の言葉を実現させ、予告した災いを全て下し、エルサレムを滅ぼす。其れ等は其の日、メレクの前で起こる。しかし其の日、私はメレクを救い出す。貴方は新バビ...
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